ホーム > 不明 > 月刊コミック@バンチ > カツシン ~さみしがりやの天才~

2点(レビュー数:1人)

作者吉本浩二

巻数2巻 (完結)

連載誌月刊コミック@バンチ:2014年~ / 新潮社

更新時刻 2024-09-18 07:24:45

あらすじ かつて、日本には破天荒で魅力に溢れたスターがいた… 伝統芸能の家に生まれながら映画界へ、苦難と工夫の果てに一世一代の「座頭市」という役を作り上げる。その人気に飽き足らず自ら映画製作に乗り出して…昭和の映画・TVの世界で常に話題を巻き起こし人気を沸かせた異端の巨星「勝新太郎」。いままで語られていなかった秘話を交えながら昭和の風雲児の姿を余すところなく描き尽くす異色のドキュメンタリー伝記。

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カツシン ~さみしがりやの天才~のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

2点 朔太さん

作者が思い入れの強い役者のようだが、その魅力がほとんど伝わってこない。
破天荒な行動をもっと期待したが、例のパンツ事件以上のものはなかったし、
ただの天邪鬼なわがままな人物、ナルシストが弱い自分を人に見せない
ようにしていた人生というようなネガティブな印象しか持てない。

大多数の人は、こんな人物とは距離をおいて付き合いたいのではないかな。
いくつかの役者や有名人との交流が描かれているが、座頭市をヒットさせて
有頂天になった役者を怒らせないよう付き合っていたような印象だ。
むしろ、パンツ事件の真相を教えてほしかったが、そこは言い訳すら
ない恥部らしく、触れていない。

吉本氏の独りよがりな解釈が目に余り、読んで損した気分になる不愉快な作品だった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-09-18 07:31:53] [修正:2024-09-18 07:32:15] [このレビューのURL]


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