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8点(レビュー数:2人)

作者戸田邦和

原作野沢尚

巻数16巻 (完結)

連載誌ワールドサッカーキング:2005年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:36:30

あらすじ 国的には全く無名の高校生、志野リュウジ。彼は中学最後の全国大会での活躍が認められ招集されたU−16日本代表候補合宿で、その片鱗を示す。その後、U−17スペイン代表との親善試合に日本選抜メンバーとして抜擢されたリュウジは、世界の痛烈な洗礼を浴びることに!

備考 同名のサッカー小説を漫画化した物。単行本は朝日新聞出版ではなく集英社から発売されている。

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龍時のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

8点 トトさん

故・野沢尚先生の遺作となった小説「龍時」の漫画化作品。

小説の出来がすばらしいので、期待して読み出したのですが、
マンガ版も非常によいです。

ところどころ、遠近感や尺度が違うのでは?と思うところもありますが、
1プレイ、1プレイの迫力、躍動感が非常にうまく描写されている。
なにより、小説版で不満に思っていた、主人公の中に眠る?龍?の表現が、
この漫画家の実力かどうかは分かりませんが、非常にしっくりといく。

掲載雑誌がサッカー専門雑誌なので、過剰にアンケートとか
気にせずにすむのでのびのび描けているのかな?

サッカー好き、特にリーガ好きは読むべし!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-31 14:17:13] [修正:2009-01-31 14:17:51] [このレビューのURL]

8点 鹿太郎さん

掲載誌が海外サッカー専門誌ということで元々サッカーについてある程度知識のある人に向けて描かれているため、若干敷居は高いです。
しかし、そこさえクリアしてしまえばこの作品相当面白い。
サッカー漫画界の新しい代表作になれそう。

漫画としては一つ一つのセリフが重く、ウィットに富んでいて(人によっては臭い・野暮ったいとか感じるかもしれませんが)さすが小説原作といった感じ。
作画は一枚絵として美しい画風ではありませんが、動きのあるシーンでは迫力十分。
スポーツ漫画は動いてなんぼなので及第点レベルの描写力は備えていると思います。
ゆえに試合のシーンが特に秀逸で、フィールド内での疾走感・プレイヤー達の力強さがきちんと表現されているのが良いです。

原作小説の方は作者の野沢先生が亡くなってしまったため、続巻刊行不可に・・・原作消化後が漫画版の本当の勝負なのかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-04 08:40:46] [修正:2006-11-04 08:40:46] [このレビューのURL]


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