氷壁の達人のレビュー
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3点 朔太さん
小西政継というアルピニストの足跡を追う自伝的ノンフィクション。
神田たけ志氏の描画で大変読みやすいのですが、いかんせん
主人公の小西氏に共感できないのですよ。
事実あるいは史実に忠実だからこそなんでしょうが、山岳会同士の
公然たる勢力争いや初登攀競争などが見苦しい。
山岳同志会が発足して10年で10名の方が亡くなっています。
命を賭けて、そんなことに意地を張りあっているのが、
一流のクライマーの人達なんだと思うとガッカリです。
まあ、勝手にしてくれという思いしか残りませんでした。
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[投稿:2024-12-31 10:20:09] [修正:2024-12-31 10:20:09] [このレビューのURL]