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8点(レビュー数:1人)

作者楠本まき

巻数1巻 (完結)

連載誌ウィングス:1995年~ / 新書館

更新時刻 2009-11-25 06:37:45

あらすじ 天才小説家、蓮見乙嗣と盗人少年をめぐる話

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乾からびた胎児のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

8点 為亀さん

普通に読むだけではなんだか府に落ちない不思議な感じのする作品。
作品の要所要所に仕込まれている抽象表現の意味するものを読み解いてやっと物語としてまとまっていることがわかります。
実はものすごく深みのある作品です。抽象表現の意味がわかったときの驚きというか感動は相当なものです。
かく言う私もどうしてもわからない抽象表現がいくつか。。。いつか閃く日を夢見ております。
モノローグはもちろんのこと出来事やキャラクターにまで象徴があります。いろいろ考えてみてください。
蛇足ですが作中で蓮見の嫌っている音楽は実在します。その音楽の題も「乾からびた胎児」。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-13 20:08:27] [修正:2007-01-13 20:08:27] [このレビューのURL]


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