ホーム > 青年漫画 > 月刊ガンガンWING > ヴァンパイアセイヴァー 魂の迷い子

2点(レビュー数:1人)

作者東まゆみ

巻数5巻 (完結)

連載誌月刊ガンガンWING:1997年~ / スクウェア・エニックス

更新時刻 2009-11-25 06:39:27

あらすじ 人々がダークストーカーと呼び恐れる闇の魔物達がうごめく世界…。夢魔の少女リリスは魔界の冥王ジェダの城を抜け出し、人間界へと降り立つ。彼女は魔界貴族モリガン=アーンスランドから切り離された魔力の一部に、ジェダが肉体を与えたことによって生まれたダークストーカーだった。 人間界で心優しい少年ジョーンと出会ったリリスは彼と共に暮らすようになるが…。

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ヴァンパイアセイヴァー 魂の迷い子のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

2点 p-mcgoohanさん

[ネタバレあり]

スターオーシャンセカンドに続くゲームのコミカライズ。
しかし、これは余りにも改悪しすぎた。

主人公となったのは、モリガンの封印されていた魔力の一部が生命となった「リリス」であるが、
ゲーム版と今作はかけ離れすぎている。

今作のリリスは、モリガンに吸収されることを拒むが、
ゲームではモリガンに吸収されることをむしろ強く望んでいる。

また、今作のリリスは戦うことを好まず、他者を傷つけることを拒む性格で描かれているが、
ゲームではむしろ他者を傷つけることを(物理的に)無邪気なまま平気で行える。

そしてあろうことか、分身の一部に過ぎないリリスが本体であるモリガンを吸収してジェダとの最終決戦、となる。

何より格闘ゲームが元になっている以上、バトルをキッチリ描く必要性があるが、
リリスVSドノヴァンにおいてはドノヴァンの不可解かつ意味不明な行動に思わず「は?」となったし、
ラストバトルのジェダ戦はあまりにも手抜きで消化不良。

それを描きたいならこのゲームを使うべきじゃない、という改悪作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-05-15 05:42:22] [修正:2017-05-15 05:42:22] [このレビューのURL]


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