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3.66点(レビュー数:3人)

作者ツガノガク

原作筒井康隆

巻数2巻 (完結)

連載誌エース特濃:2004年~ / 角川書店

更新時刻 2009-11-25 06:39:44

あらすじ 進路に恋に悩み多き高校三年生・和子の青春に転機が訪れた。理科室でラベンダーの香りを嗅いだ時から、彼女は時間跳躍能力に目覚めたのだ…!!

備考 ストーリーは原作にほぼ忠実だが、時代設定は21世紀初頭に置き換えられている。

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時をかける少女のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

4点 あおはなさん

ただ率直な感想。

「そりゃアニメのほうがはるかにおもろいよね」

アニメの演出と奥華子の歌がよすぎる。

漫画で改めて読んで正直に損をした。

またアニメをレンタルしてみたくなってしまった。

原作の主人公がおばさんとして・・・

「それタイムリープよ」

ノーモーションでさらっとはいるな

「それはマックロクロスケだよ」

に次ぐ衝撃である

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-16 22:50:58] [修正:2012-10-16 22:50:58] [このレビューのURL]

1点 creさん

[ネタバレあり]

書いてたら長くなった・・・
超ネタバレなので気をつけてください。

タイムトラベルものは難しいと分かっている。
全く矛盾を出さないなんてことは不可能に近いかもしれない。

原作を読んでいないし映画(この時はアニメはまだ)も見ていないので、漫画を読んだだけでの感想になるのだが、どうしても分からないことが数点ある。その中でも一番疑問に思うことが下の点だ。

未来から跳んできたケンは、どのように和子の記憶を改ざんしたのだろう。この漫画でのタイムトラベルの設定では、自分が過去や未来へ行ったとしても、自分は現在の姿のままである。未来から事故により跳んできたケンは、偶然和子に会ってしまい、それにより未来が変わるのを防ぐためにその偶然を必然であるかのように、昔からの顔見知りであるように和子(というかそれに伴い回りの人たち全部)の過去の記憶を改ざんした。

そして、過去の記憶ではケンは当然少年の姿である。そのケン少年はどこから連れてきたのか。まさか未来から連れてきたなんてことはないはずだ。なぜなら、未来から連れてこられるのならば、当然タイムトラベルの事故のことを知ることになるからだ。それを知っていて事故を起こすようなヘマをするとはとても思えない。

そもそもの話、なぜ初めからそんな大掛かりなことを試みようとしたのだろう。偶然に出会っただけなのだから、適当に流してその場でさよならすればよかったのではないか。人間一人の人生を作る(周りの多くの人間の記憶に残る)よりは、人間一人のほんの一瞬の記憶に残るだけの方が、明らかに未来は変動しないと思うのだが。

いや、仮に変動が大きかったとしてもそれを知る術はない。結局未来など分からないのだから、わざわざ面倒をするよりは、未来からの応援を待って、ラストのようにケンがそこで和子に会わなかったことにした方が確実であるし、何の苦労もない。

しかも、ラストはケンが和子との出会いをなかったことしたのだが、そうすると当然和子のタイムトラベル能力は失われる。だったら、なぜ和子のタイムトラベルによって結ばれた先生二人が結婚しているのだろう。まあほんの少しの時空の揺らぎがその後二人を結ばせたとも言えるかもしれんが。

一番疑問に残ることとか言いながら三つくらい書いてしまったが、何にせよこれらのことが読後、完全に頭に引っかかり、いい漫画特有の読後のすっきりとした気分を全く感じることができなかった。原作ではこれらのことは説明されているのだろうか。時間のあるときにでも読んでみようと思う。

ところで、漫画だけの話をすると、ちょっと画が下手すぎる。ヒット(したのか?)映画の漫画化とかの場合、画が上手いことなんて殆どないのだが、それにしても酷くないか。話が決まっているのだから、作成中は画のことだけを考えられる分、普通の連載作家に比べて格段に労力は少ないはずだ。それなのに、最も大変であろう週刊誌の作家たちのほぼ全てより明らかに劣っている。

全体的な内容も何だかありがちでスカスカ。タイムトラベルものは多くのメディアで扱われているだけに、普通じゃ納得できないせいもあるのだろうが、それにしても・・・という感じ。漫画のせいなのか、映画のせいなのか、原作もこんなもんなのか。今思ったけど、スカスカって続けるとカスになるんだね。発見。

ってか、俺が1点をつけた他の漫画たちより明らかに下だ。
テニプリの方がむかつくけど断然楽しめますよ、コレ。
というわけでめでたく格上げです、テニプリ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-28 05:09:41] [修正:2007-07-28 05:09:41] [このレビューのURL]

6点 リヴィエラさん

青春期の心の揺らぎ。現在進行形のハラハラドキドキ

SFの設定を借りた青春物語であっさりと終わる。2巻で終わらすには小話を挟んだのがいけなかったのか、もう一ひねりでさらに良いものに仕上がりそうだ。
青春物語にSFと言う。ちょっとスパイスの聞いたマンガが読みたいならば一度読んでみてはどうだろうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-05 16:13:14] [修正:2007-06-05 16:13:14] [このレビューのURL]


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