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4点(レビュー数:1人)

作者北川みゆき

巻数18巻 (完結)

連載誌Cheese!:1998年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:42:19

あらすじ 二度と会うはずのない出会いが、偶然つれてきた恋。けれどそれは決して実らない禁断の果実。傷心旅行のローマで、19歳の女子大生・香純が出会った日本人の男のコ。名前も知らない彼に惹かれ、一夜の愛を交わした香純。だが運命のいたずらは、彼が由貴という名の弟であると告げるのだった!

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罪に濡れたふたりのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

4点 fooさん

[ネタバレあり]

全18巻の長作。最初の2?3巻を読んだだけで、18巻まで読むのは気が遠くなりましたが、まぁ読めました。
と言うのも主役の2人は北川みゆきの作品の王道の流れで、悲しみ→解決→濡れ場→事件→悲しみ。のループを何十回も繰り返し
18巻もあるのに話の流れが大きく変わる事はないまま約6人のなかで
やんややんやずっと揉めてるんですが、邪魔役の人達が手ごわくずっと2人の壁として描かれているのが、それが良い脇役になって読みきれたのかも。

ですが6人の中でずーっと同じことを繰り返されていると、読んでいるこっちも
だんだん、目が回ってきて、主人公の女性のように訳が分からなくなってくる気持ちに少しなります。
読みようによってはウザイ、キモイ面倒くさい。となるかもしれませんが、、、

仲のよかったカズキ君の事はもっと掘り下げてもよかったような気がします。
そのほうが、2人が恋をする事に関してもっと残酷性も増したように思えます

更にはカスミのひどい女っぷりももうちょっとインパクトが欲しかったです。
最後まで小悪魔程度の描き方ですが、やっていることや、発言はもう立派な悪女ですので、普通の女の子が社会的禁忌を犯し最後には純粋な愛だけを妄信する悪女になっていたら、この漫画も相当な迫力があったかも。

最大のネタバレですが
最後は彼女には、あの柵の前で凍死していたらもっとグッと来る作品だったな
と思いますが、それはこのストーリーに対しての私の趣向ですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-09-16 00:43:14] [修正:2013-09-16 12:40:30] [このレビューのURL]


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