あらすじ
NEO=SYSTEM社が派遣する凄腕の派遣社員、山崎宅郎はビジネスの達人として名高い人物である。高額の報酬は必要となるが、数ヶ月で会社を建て直すその能力の高さは、半ば伝説となっていた。
しかし、その人間離れした能力の裏側には秘密があった。NEO=SYSTEM社のみならず、凄腕派遣社員をかかえる人材派遣会社には秘密裏に企業戦士(ビジネスコマンドー)とよばれるサイボーグが存在していた。山崎宅郎もその1人であり、彼ら企業戦士は過労死したエリートサラリーマンの脳を移植された文字通りビジネスマシーンだったのである。しかし彼ら企業戦士の脳は高すぎる機械の身体能力に耐えられず数年で拒否反応を起こしてしまう。
ほとんどの企業戦士が残り少ない命を享楽的にすごそうとする中で、山崎は、妻子のため、そして自ら理想としたビジネスの王道を守るため、日夜企業戦士として戦い続ける。(wikipediaより)
企業戦士YAMAZAKIのレビュー
6点 ankoさん
強烈に時代を感じるバブル時代のエンターテイメント作品(笑)
BGMはCMリゲインの24時間戦えますかをリピートしながら読むとマッチしたりして。当時の青年誌にピッタリの好作品だったんじゃないでしょうか。
基本、一話完結。水戸黄門のようにほぼ毎回同じパターンの、完全懲悪もの。それゆえストーリー漫画を読み慣れた人にはワンパターンにうつる可能性が高いかな。
それと時代背景がキーの作品なので、楽しむには30代以上の方がいいかも。今作はテーマである家族を(ひいては自身も)犠牲にして戦い続ける企業戦士の悲哀は別にして、毎回の敵役企業戦士の絵(有名芸能人のそっくりさん)を楽しんだり、サラリーマンぽい?必殺技を楽しんだりと、ちょっと普通のストーリー漫画とは変わった楽しみ方が出来る作品です。
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[投稿:2011-11-07 02:07:30] [修正:2011-11-07 02:07:30] [このレビューのURL]