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8点(レビュー数:2人)

作者高尾滋

巻数6巻 (完結)

連載誌花とゆめ:2008年~ / 白泉社

更新時刻 2009-11-25 00:46:27

あらすじ 宇佐見一子(いちこ)は十五歳の家出少女。行く当てもなく河原で佇む一子の前に、お面を被った少年・古白(こはく)が現れた!驚き気絶した一子が次に目覚めた場所は、古白を始め、軽薄なおにいさん、メガネ青年などの超個性的な人達が共同生活している館。そんな面々と何故か一子は突如同居することになり…?

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いっしょにねようよのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

8点 limolimoさん

高尾先生の漫画って「じゃあないの」とか「じゃ」に「あ」が入ることですごく温かみを感じさせる言葉が心地よく癖になります。「じゃない」より「じゃあない」の方が柔らかく感じるのです。
あと登場人物の表情が大きく描かれていて表情で読み取れたりするので心情が書いてなくても、登場人物の気持ちがダイレクトに伝わってくるんです。
特にコハクは子供っぽいので素直に感情がでてある意味清々しいです。
この作品はまだまだ序盤ですがコハクのヤンデレ具合がツボです。
個人的に普通の男の子よりちょっと異常なくらいが漫画では好みなのでこれからが楽しみです。
一子は古風なかわいさがあってコハクへの接し方がお母さん丸出しです。コハクもどこかお母さんの温もりを求めているような感じで、お母さんを独占したいって感じでどう恋愛に転がしていくのか楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-11 22:15:43] [修正:2010-12-11 22:15:43] [このレビューのURL]

8点 橙木犀さん

この作品を一言で言い表すなら、“自分の居場所,自分の気持ちを見失っていた少女が新たな居場所を見いだしていく物語”。

私自身は一子のように、自分の居場所や存在意義についてここまで深く思い悩んだことがないので、正直かなり戸惑いました。家族と一緒に暮らす生活に何の悩みもなく幸福を感じている私は,幸せな人間なのだろうなとつくづく実感します(単に考えなしなだけかもしれませんが(汗))。
でも、一子や古白が時折見せる陰りを、住人の一人である緒形健の息子・虎二郎の可愛らしさが明るく吹き飛ばしてくれているように感じます。
まだまだ物語は序盤なので、どんな風に彼らが絆を深め、関係を築いていくのかが楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-15 22:05:40] [修正:2009-05-27 09:25:26] [このレビューのURL]


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