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5点(レビュー数:1人)

作者檜垣憲朗

原作倉科遼

巻数18巻 (完結)

連載誌週刊漫画ゴラク:1999年~ / 日本文芸社

更新時刻 2010-01-28 01:04:12

あらすじ アメリカから帰ってきた凄まじい美形の男・氷室聖人。神竜組組長の娘・神林里沙を... 続きを表示>>

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美悪の華のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

5点 ankoさん

復讐と成り上がりを軸に展開され、ピカレスクロマンと銘打たれた作品。

主人公が何者なのか。なぜ復讐しようとしてるのか、読み進めるごとに少しずつ明らかに。正体が判明するまでは充分に惹きつけられるんじゃないでしょうか。

ストーリーの設定上、金、女、ヤクザ、薬、暴力などは過分に出てきます。が、檜垣先生の代表作ジゴロで完成されたスタイリッシュな絵タッチのおかげか、あまり陰湿さは感じません。

基本的に主人公は悪党なので、その復讐理由や素性が判明した後、その後も続く行動や姿勢に魅力を感じるか、感じないかで、読み続けて楽しいかが分かれる作品かと思います。

ラストはピカレスクものの常のパターン。絵的には読者を選ばないものの、読後感はあまり良い類の作品ではないので、読まれる方はお覚悟を(笑)

良くも悪くも再読するタイプの作品じゃない気がします。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-25 08:43:34] [修正:2011-10-25 08:43:34] [このレビューのURL]


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