ホーム > 不明 > Cheese! > 私の…メガネ君

8点(レビュー数:1人)

作者すもと亜夢

巻数7巻 (完結)

連載誌Cheese!:2001年~ / 小学館

更新時刻 2010-07-24 18:57:58

あらすじ 隣人の「メガネ君」のことをずっと好きだった蝶子。小学校の頃、友達にメガネ君を取られるのが嫌で、彼がいじめに遭う原因を作ってしまった。それ以来、2人は一切口を聞かなくなる。
そして、高校生になった2人。メガネ君のことを密かに想い続ける蝶子は、陸上部の先輩に告白され、何となく付き合うことに。しかし同じ日、メガネ君も自分のことが好きでいてくれたことが分かる。先輩に何も言えないまま、2人は付き合うことになり、その仲も学校中に知れてしまう。

シェア
Check

私の…メガネ君のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

8点 limolimoさん

好き嫌いがはっきり分かれそうな作品だけど個人的にはかなり好きな漫画だ。
初めて読んだ時すごい衝撃をうけたものだ。
主人公(蝶子)が好きな相手は変態ストーカー君なのだ。どこら辺が変態ストーカーかというと、蝶子に近ずく人間は女だろうと男であろうと人を殺しそうな狂気じみた目で睨みつけ、隣に住む蝶子の部屋を自分の部屋から視姦し、蝶子の部屋に男が遊びに来ると怒りのあまり窓ガラスを割ったり、蝶子が食べたアイスの棒を捨てずに取っておき自慰行為にふけったりと、蝶子を監禁してしまいそうな勢いの少女漫画のヒーローとは思えない変態っぷりである。
そんな変態君の愛をかみしめる主人公。もう二人の世界にいってしまえといわんばかりの二人なのだが、最後には思いがけない出来事がおきる。ショートケーキのイチゴはとっとと食べてしまえといったところだろうか。。。
とにかく変態君(太一郎)の狂気じみた表情が素晴らしい!変態君は肝心なところでへたれなのもかわいい!実際にいたら怖いけどイケメンに限り許されるといった少女漫画的な要素ではあるが、この人以外なにもいらないっていう重すぎる愛情は10代ならではの恋愛でもあるのかもしれない。ある意味ギャグ漫画にもなりそうだが、病んでる登場人物がでてくる漫画ってなぜか惹きつけられてしまう人におすすめです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-24 21:03:32] [修正:2010-07-24 21:03:32] [このレビューのURL]


私の…メガネ君と同じ作者の漫画

該当なし

すもと亜夢の情報をもっと見る

同年代の漫画

Cheese!の情報をもっと見る