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4点(レビュー数:1人)

作者犬木栄治

原作立神敦

巻数9巻 (完結)

連載誌月刊コロコロコミック:1996年~ / 小学館

更新時刻 2010-08-23 17:43:46

あらすじ 「影の警察」と呼ばれる秘密警察=警視庁秘密捜査課。一部の警察、事件関係者を除き、その正体を知る者は少ない。なんとその実態は西鍵健一、北原真古、明石小五郎の3人の小学生で結成されている特殊捜査チームだったのだ。彼ら3人が力を合わせればどんな難事件も解決に導く。

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秘密警察ホームズのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

4点 ジブリ好き!さん

「めばえ」や「小学○年生」から始まった自分の漫画人生の中で、やっぱり一番大きな影響を受けた雑誌は「ジャンプ」ではなく「コロコロ」だったのだと思う。
もちろん、こうやって漫画に得点を付けれるような年齢になった今では、コロコロの作品など思い出補正の中でしか輝けないものばかりだけど、その溢れんばかりの輝きのおかげで今でも鮮明に子供時代を思い出せるのだ。

推理物好きだった当時のヒーローはコナンと金田一だったが、初めてのヒーローはこのホームズだった。
小学生のがきんちょ3人組が警察バッジも手帳も持ってて、見事な推理を披露し、力仕事は大人の警察にやらせて事件解決。
そんな設定にもちろん違和感なんて感じなかった。「秘密警察だから」、理由はそれで十分。
コナンや金田一のような長々とした説明も入り組んだ難しさもなく、スパッと解決。
終盤出てくる敵組織のライバル(の怪盗)もまた子供。今思えばバトルものならよくあるけど推理ものでは珍しかったなあ。

子供が楽しむには、それにふさわしいレベルの内容でなければならないが、
子供騙しでごまかせるほどコロコロ読者は甘くない。
それをクリアした高クオリティで連載していたことを多大に評価したいが、このレビューサイトの利用者年齢を考えればやはり思い出補正に留めておかなきゃいけないのだろう。


ちなみに内容や設定が「探偵学園Q」と似てるけど、こっちの方が先だよ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-23 17:44:15] [修正:2010-08-23 17:44:15] [このレビューのURL]


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