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7.5点(レビュー数:2人)

作者大島やすいち

原作池波正太郎

巻数17巻 (連載中)

連載誌コミック乱:2008年~ / リイド社

更新時刻 2010-12-06 15:54:07

あらすじ 孫ほども年齢の離れた情人・おはると共に暮らす「この世の表も裏もわきまえた」洒脱な老剣客・秋山小兵衛。そして、剣客の世界を歩みだしたばかりの実直な息子・大治郎。この父子は女武芸者・佐々木三冬らとの出会いの中で何を思い、何を見出すのか…。勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負う。それが剣客として生きる者の宿命――。

備考 同名の時代小説を漫画化した物。

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剣客商売のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

7点 kikiさん

[ネタバレあり]

渋い。まさにいぶし銀のような作品。
江戸時代もので、主役が約60才のじいさんですから。
でもこのじいさん、年いってるのに剣士として最強だし、嫁さんは約40も年下でかわいいし、お金にも困ってなくのほほんとした(自らそののほほんさはぶち壊しているけど)生活だし、人望もあるしでなんかもう男の老境の理想?

隠居したじいさんが息子や元教え子達などと協力して、江戸市井で起こる様々な事件を解決していくんだけど、最強故に味わうホロ苦さでしょんぼりしたりする時があるのがまたいいです。
じいさんだけでなく時には同じく剣士の息子や、女剣士などが主役になる回もあり、たまーにはロマンスも味わえます。

絵柄も丁寧で、また江戸時代ならではの風景もよく描けていて面白いです。
これは原作の池波先生が書かれたとこまでやってくれるのでしょうか?
まさかラストはオリジナル!?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-09-30 12:56:38] [修正:2013-09-30 12:56:38] [このレビューのURL]

8点 torinokidさん

名作時代小説の漫画化。台詞回しとかは結構原作に忠実。
大島氏の絵がぴったりハマっており、原作よりも理解しやすく面白い。

大島作品だけに「江戸時代版親子刑事」に見えてしまうのは私だけ?

蛇足だが田沼意次が善人に描かれている時代劇は珍しいかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-12 21:11:58] [修正:2010-12-12 21:11:58] [このレビューのURL]


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