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6.33点(レビュー数:3人)

作者CLAMP

巻数4巻 (休載中)

連載誌Amie:1997年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:29:40

あらすじ 和彦は、将軍からの依頼を受け、不思議な少女・スウをある場所へ送り届けることに... 続きを表示>>

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CLOVERのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

8点 臼井健士さん

CLAMP作品の中でも画の美しさにおいては他作品を圧倒する。
いつも不思議に思うのだが、もこなさんはどうして作品ごとにタッチをガラリと変えられるのだろうか?
他の漫画家にはまずそんな器用なマネは出来ないはずだが・・・・。
ストーリーは強大な力を持つ故に政府によって現世から隔離されている少女が自らの存在を消すために、護衛の男と「ある場所」を目指すというもの・・・・だったのだが、2巻ですでに話の山場は終わってしまい、それ以降は2巻までの番外編のような構成になっている。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-14 17:59:08] [修正:2012-01-14 17:59:08] [このレビューのURL]

7点 ジブリ好き!さん

四葉のクローバー
貴方を幸せにしたいのに
貴方のものにはなれない

主人公・和彦が受けた極秘任務は
大きな力をもつ少女・スウをある場所へ連れて行くこと
二人は初対面だった…はずだった
追手を逃れ辿りついたある場所
遊園地。そこはスウの最初で最後の願い
打ち明けられる真実
独りでいることを強いられる少女は
今は亡き和彦の彼女・織葉の歌を歌いながら
初めての幸せを感じながら終えた
和彦は任務を果たした
「連れていく」だけの、帰りを含まない護送を…


CLAMP作品らしい、気取った感じの狙った感じのキャラ
商業志向のCLAMP作品ではこのキャラの時点で受けつけにくいのですが、この作品のような明らかに商業目的ではなく芸術志向で描かれた作品ではそこまで嫌な感じはしませんでした。
何より世界観の雰囲気とストーリー、見せ方が綺麗すぎる。
かなり独特な構成と表現なので、慣れるのに時間がかかります。が、慣れてはまると、ものすごく心に響き渡る。
特に妖精遊園地についてからの展開・見せ方は秀逸で感動的。
序盤の流れは王道でも、無駄をそぎ落とし、セリフ回しや表現法を工夫することで美しく感覚に訴えてくる物語へ昇華される。
そして迎える、決して甘くない、心に染みわたる結末。
これぞCLAMPの真骨頂、とでも言った感じか。

未完結ですが、話自体は2巻(新装版なら1巻)で終了します。以降は過去を掘り下げて伏線を回収していくだけ。

考えるより感じる漫画を読みたい人にお薦め。
【既刊4巻所持】

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-24 15:58:45] [修正:2010-07-14 11:43:59] [このレビューのURL]

4点 beeさん

掘り下げずに謎は謎のまま、さくっと終わらせてもいいのに。
スウの話だけで十分だったと思います。
ぐだぐだ続けず上手に切り上げていたらそこそこ良い漫画だったと思います。
絵柄が変わった後の作品なので、ごりごり線の太い絵が苦手だった人でもこれなら読めるかも。
他の作品にくらべると思わせぶりな雰囲気もだいぶ薄いと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-15 00:51:40] [修正:2005-07-15 00:51:40] [このレビューのURL]


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