ホーム > 少年漫画 > 月刊コロコロコミック > リトル巨人くん

(レビュー数:0人)

作者内山まもる

巻数15巻 (完結)

連載誌月刊コロコロコミック:1977年~ / 小学館

更新時刻 2011-05-17 12:43:43

あらすじ コロコロコミック版 [編集]
第1期 [編集]

ジャイアンツの第1期監督時代の長嶋・王の二人が練習休みの日に二人連れ立って街を散歩していると、北町小学校で草野球をやっている少年達に出会う。ところがその中に、小学生ながらプロ顔負けの剛速球を投げる投手巨人くんがいた。実際に投げる球を受けた長嶋は「これは即プロで通用する」と判断し、小学生ながら巨人くんをドラフト会議で指名しジャイアンツに入団させてしまう。
第2期 [編集]

ジャイアンツの監督に就任したばかりの王は、相変わらずのリリーフエース不足に悩まされていた。そんな中、長嶋からの電話でアメリカに呼び出される。てっきり新外国人の獲得の相談かと思いきや、行ってみるとそこには第1期の最後で引退、その後両親の仕事の関係でジャイアンツを退団しアメリカに渡っていた巨人くんがいた。両親が日本に帰国するため巨人くんもジャイアンツに復帰できることになったことを知った王は早速巨人くんと契約を結び、巨人くんも日本に戻って大活躍する。
学習雑誌版 [編集]

学習雑誌版ではコロコロコミック版とは異なり、第1期は存在しないことになっており、ストーリー展開も複数のパターンが見られるが、多くは巨人くんがドラフト会議で指名されるところからストーリーが始まる。特に長嶋は「謎の覆面紳士」として、覆面を被りノックをするなど、チームメイトと共に巨人くんを徹底的にしごき上げた。そしてドラフト直前に自ら覆面を取って正体を明かし、鼓舞激励した。因みに、この時偶然傍を通りかかった原辰徳にその姿を目撃されていることになっている。

また、王が現役を引退し助監督となった1981年4月号スタートの『小学三年生』では、主砲が抜けたジャイアンツの救世主として、巨人くんは投手ではなく打者として描かれた。ある日、藤田元司監督と王助監督が王引退の穴をどう埋めるかと頭を悩ませながら街を歩いていると、偶然通りかかった小学校から、校舎を越えるほどの大飛球が飛んでくる。どこの大人が打った打球かと驚きながらグラウンドへ駆けてゆくと、そこにいたのが巨人くんであった。その他、広島カープ所属の小学生選手が外国人外野手であったりと、コロコロコミック版に比べ細部に渡り変更点が多い。皮肉なことに1981年4月に小学3年生だった読者は1984年4月号からのコロコロ版2期の巨人くん(この時6年生)の年齢と等しく、この世代にとっては説明無くコロコロで投手として帰ってきた巨人くんに矛盾を生じる形となった。(Wikipediaより)

備考 『コロコロコミック』(小学館)や小学館の学習雑誌に連載されていた。『小学二年生』1977年2月号が初出。同年4月号より『小学三年生』へと引き継がれる。コロコロコミック版は1977年創刊号 - 1979年7月(第1期)・1984年4月 - 1986年3月(第2期)。
単行本は小学館てんとう虫コミックスから全15巻が刊行後、2005年に英知出版トラウマコミックから愛蔵版(全2巻)が発売される。

シェア
Check

リトル巨人くんのレビュー

点数別:
0件~ 0件を表示/全0 件

<<前の10件
次の10件>>

リトル巨人くんと同じ作者の漫画

内山まもるの情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊コロコロコミックの情報をもっと見る