あらすじ
かつて、ユーラシア大陸の中央には巨大な湖があり、そこにはハムランムルと呼ばれる動物に変身する力を持つ者達が暮らしていた。長い歴史の中で湖は縮小し、ハムランムルの間で争いが起こった。彼らは四つの血族に分かれ、四方へと散っていった。そして現代、その子孫である日高虎ノ介は、自分が何者かも知らず、普通の高校生として暮らしていた。しかし、イギリス貴族リンフォード伯爵が、他の血族を支配するという野望を抱いた時、運命の歯車は回り始め、虎之介をルネ・ド・マリヴェールと出会わせる―――。ベストセラー作家田中芳樹の冒険小説を、フカキショウコが華麗にコミカライズ!