「はどぉけん」さんのページ

総レビュー数: 2レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年05月09日

今まで読んだ漫画の中で一番面白いと思える作品。
文句なしで10点。冨樫先生の天才ぶりには唖然とするばかり。
とにかく心理描写がすごい。キャラ達の心理が言葉から絵から心にストレートで伝わってくる。一巻?既存最終話まで一気に読める。といか一気に読まさせられる。読むべき作品。

評価
作画 9/10
今ジャンプなどを呼んでいる人では、「画が雑」、「画が手抜き」など言う人がいると思う。確かに一見するとそうだ。だがこの画を描ける人が冨樫以外にいるだろうか。いないだろう。コマの使い方も、ペンの走らせかたも、どれをとっても天下一品だと思う。表情なんてもうなんでこんなに人間的な表情が描けるんだ!と思うくらい。癖はあるが、冨樫の世界を支えているのは確かにあの作画なのだ。

ストーリー 10/10
ジャンプ的王道ストーリーをとりながらも、彼の作品がここまで面白いのはその「心理描写」からであろう。戦闘シーンではデスノートばりの読みあいが展開される。また知的感漂う言葉選びも作品に深みを持たせ面白くしている。複線やあっと驚くことは少ないが、その場面、場面が面白く、夢中になってしまう。そしてなにより長期連載にありがちななかだるみや竜頭蛇尾現象がほとんど起こっていないことがすごい。なんど読み返しても、どの巻を読んでも面白い。そしてその先も面白くなるであろうという期待感までも持たせてくれる。


最近では 冨樫おさぼり事件 とさわがれていますが(むしろ呆れられている?)あれだけ面白いものを読むのだから待つのなんて当たり前だと私は思う。むしろ締め切りに焦り面白くなるほうがいやだ。プロとしてどうなんだという意見もあろうかと思うが、尾田や岸本同様 集英社を支えているのは間違いないのだからやはりプロなのであろう。
もう面白いとしか言いようがない。

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[投稿:2010-05-09 01:00:08] [修正:2010-05-09 01:07:00] [このレビューのURL]

バスケをやっている人。バスケが好きな人。バスケに興味がある人なら読むべき作品。
バスケをやったことのない人やルールがわからない人には良くわからないと思う描写や表現も多少あります。
主人公の空はじめこの漫画にでてくるキャラは良く出来ています。
個人個人にバッググラウンドがあり、心理描写も非常に優れている。
特にキャラクター達の葛藤を描く描写やストーリーが多くとても人間的で共感を覚えることころも見受けられます。

評価
・作画 8/10
最初はすこし下手だなぁと思うこともありましたが、巻を重ねるごとにうまくなっています。27巻現在ではとてもきれいで読みやすいと思います。また単にきれいということではなく'味'のある絵だと思います。表紙も見ればわかると思いますがとてもお洒落です。個人的には好きな絵でした。

・ストーリー 7/8
序盤では王道の'仲間集め'が展開されますが、各キャラの心理を非常にうまく描いていてリアルです。それからいろいろな問題、葛藤と闘う展開になっていきます。また主人公たちだけを詳しく描くのではなく、他のチームのキャラもきちんと描いているのでより深みが増しています。呼んでいて十分楽しめるストーリーになっているのではないでしょうか。


最近では長期連載に入り少々マンネリ化のほころびも見受けられますが、ぜひがんばってほしいところです。

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[投稿:2010-05-09 00:36:17] [修正:2010-05-09 00:36:17] [このレビューのURL]

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