「ディオノ」さんのページ

総レビュー数: 1レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年06月18日

まずこの漫画は非常に設定に矛盾が多いです。

・くじらのキャラが伏線なしで変わっている
・オールフィクションの爆発後、江迎がなぜか爆発を押さえたことになっている
・1週間前に届いた手紙に、ここ1週間の新聞の切り抜きが使われている
・小学生でも不利だとわかるステージを選んで得意気なガガ丸
・ガガ丸戦のマグロと会長が試合前と言ってる事とやってる事が矛盾してる
・一般人を遥かに凌駕する能力を持ちながらネガティブというだけで負け犬を気取る球磨川
・サブプレイヤーのルール説明が無いのにルール違反示唆をほのめかす瞳

そして、原作者の知識、人生経験の浅さが非常に目立ちます。

・暗号の形を成していない暗号文
・柔道の基礎を全くわかっていない柔道の申し子阿久根
・木を斬っただけでマタギ
・土を腐らせると腐葉土
・反射神経があると速度も上がる
・337拍子→よよよい
・「胸を割るなんて言葉はない」

めだか、球磨川、安心院が味方・敵サイドの都合のいいデウスエクスマキナの役割を果たしているだけで人間としての魅力も全くなし。
善吉はただのめだかの腰巾着。まるでスネ夫。

更に、掲載順や売上で底辺を彷徨っている分際で、ジャンプの様式美を皮肉っておきながら、結局ジャンプの王道にすがるしか脳のない4流原作者。
絵の方も構図的に不自然な部分はありますが一定レベルを満たしているだけに、原作の酷さが目立つ。
設定に粗があるマンガは多々ありますが、作者の一般常識と人格の酷さが滲み出る作品は初めてでした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-17 17:06:17] [修正:2011-06-18 09:05:33] [このレビューのURL]

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