「ヘソ元」さんのページ

総レビュー数: 2レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年09月27日

4巻まで読んだ感想を。

2巻まではそれ程引きこまれる内容ではなかった。
盛り上がりを見せたのは3巻から。なんだかんだいってバトルがあるのは楽しい。
ただ、ロードに関する知識を持ち合わせていない私は、細々とした薀蓄はとても面白いと感じたが、万人がそうとらえられるとは思えないのも事実。

鬼頭氏の作品はいくつか読んでますが、この作品は他とは一線を画す内容である…と思いたいです。事故死とかいう展開はしないで欲しい(笑)

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[投稿:2012-02-16 15:20:16] [修正:2012-02-16 15:20:16] [このレビューのURL]

切欠はなんとなく。偶々手に取った作品だった。
当時はまだ2巻までしか刊行されていなかったが、とても続きが気になる作品だった。

第一部はりんが小学生までのお話。ここではダイキチの視点で描かれている。育児、それも男手ひとつによる悪戦苦闘が主に描かれる。
仕事の変化、付き合いの変化、そして、ダイキチ自身の考え方の変化。
実に良く描かれていると思う。男の自分から見ても、とても共感が持てた。
そして、一部の終わりにダイキチが独白する「犠牲とは違う」という思い。
子育ての経験がある人は、綺麗事のように聞こえるのかもしれない。
それでも作者が言いたかった、伝えたかった所はこの事ではないかと思う。

そして、続く第二部。
多くの人はここで点数を下げられたのではなかろうか。
かくいう私も、最初は戸惑った。高校生になったりん。そして、独身のままのダイキチ。第二部は、りんの視点で描かれている。
第一部では、殆どの人がコウキママとくっつくと思ったのではなかろうか。これはりんとコウキがくっつく展開かな、と思ったら、どうやら一悶着あった模様。でも、落として始まるのは好転する為の常套手段。
それにしてもコウキは良い男になったが中身が変わってない…。
高校をメインに、二人の話が過去話と共に進んでいく。
(しかし、わからないのがコウキママ。何故ダイキチと一緒にならなかった…。女心はわからん…)
その後、りんはコウキをふり、ダイキチ愛へと覚醒をするのだが、恐らくこの展開が多くの人に拒否反応を与えたのだろ。
でも私は拒否反応が無かった。自分が男だから、などということは無い。
この物語が元々ダイキチとりんの物語であるのだから、この展開は当然といえば当然だろう、と思った。
最後のりんの台詞が、第一部のりんとクロスする。胸にこみ上げるものがありました。

アニメを観て購入を迷っている人は、とりあえず第一部の1?4巻までを購入することをオススメします。
そして、そこまで読んでダイキチに並々ならぬ愛着を持てたのなら、残り全部を購入することをオススメします。

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[投稿:2011-09-27 15:06:06] [修正:2011-09-27 15:06:06] [このレビューのURL]