「トニーモンタナ」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2014年10月28日

絵柄が古臭くて敬遠してましたが読んでいくうちに気にならなくなりました。

恋の衝動の描き方やプラトニックな恋愛にむず痒くなります。

タイトルのように雨や雨上がりの描写が主人公の心情変化を効果的に表現しています。情景描写がとにかく洗練されています。
同じ画角のコマを連綿とさせていくコマ割りは映画のフレームっぽいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-10-09 20:33:52] [修正:2021-01-11 17:21:37] [このレビューのURL]

8点 半神

寓話的な世界での実存や形而上学を描いた傑作短編集。

表題作や「偽王」、「温室」が特に好きです。実存の苦悩、極限下の人間の情念や機微の描き方も壮絶です。
「金曜の夜の集会」は切ないけどタイムループものとして面白かったです。ブラッドベリへの目配せも感じました。

耽美な画面構成もとにかく美しいです。明白な枠線がなく、過去や現在、現実と夢、此岸と彼岸の境界がシームレスに行き交ってるように見えます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-01-11 17:03:32] [修正:2021-01-11 17:03:32] [このレビューのURL]

ポストアポカリプス的な世界観で人類史を追体験するってい作者らしい面白い視点です。人類史の黎明期の狩猟、農業、経済の成り立ちなどを擬似的に描いてますが、主に貨幣経済に観点を当てていく感じがします。

文明が滅んだあとにまた文明を築こうとすると奴隷や戦争など負の歴史も追随するっていうのも興味深かったす。原始的な共同体やコミュニティでの人間のエゴや欲の描き方もバイタリティ溢れていて作者の筆致らしいです。

「度胸星」っぽいサバイバル感もあります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-01-11 16:37:57] [修正:2021-01-11 16:37:57] [このレビューのURL]