「トニーモンタナ」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2014年10月28日

ディストピアの設定や描線、絵柄は大友克洋作品の影響が強いように思います。謎を小出しにしていったり、牽引力があります。コマ割りも端正で見やすいです。

建物内と建物外と二つのパートが並行して描かれますが、それらが繋がっていく構成も引き込まれます。それに石黒作品特有の時間軸の仕掛けが施されてそうで気になる作りです。

ただ作中に出てくるデモ隊の描き方に納得がいきませんでした。デモ=暴力というバイアスのかかった短絡的な視点や左翼思想への嫌悪感が漏れてる感じがしました。「気分はもう戦争」とか大友克洋作品は学生運動的価値観があるように感じますが、テーマの部分は踏襲してないのかって思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2020-08-25 12:57:32] [修正:2020-08-25 12:57:32] [このレビューのURL]

作者の自伝作品に外れがないです。

鬱屈としていますがユーモラスもあり、良い読み味です。

バイトの上司や学校の暴力教師など社会の理不尽が見事に表現されています。
心霊現象も作者のホラー漫画並に怖かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-22 14:47:57] [修正:2020-04-09 17:14:54] [このレビューのURL]

建物に記憶があるっていう設定に惹かれます。

黒髪でミステリアスな美少女っていうのが、冬目イズムが利いてます。
街並みや幻想的な雰囲気も好きです。

まだあまり謎も解決してないので、どうなるか期待してます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-22 20:51:10] [修正:2020-04-05 22:25:44] [このレビューのURL]

デビュー同時から思春期の苦悩や性衝動など描いていることは同じです。
この作品のリメイクが今の作品と表記する方が正しいですが。

男性器に執着する女子高生という発想はいいですが、
執着する理由が少し不鮮明でした。

巻末に載っている「スーパーフライ」も良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-04-30 12:31:40] [修正:2020-04-05 22:16:59] [このレビューのURL]

実にアフタヌーンらしい作品です。

妖怪や自然との共存を描いたもので、妖怪を敵視して、バトルとかはしません。
妖怪がそこまで干渉しない、絶妙な距離感が良いです。

ほのぼのとしていて読み心地も良く、好感が持てるオチです。

民俗学などもしっかり調べてあります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-12-11 11:18:12] [修正:2020-04-05 22:14:39] [このレビューのURL]

筆のタッチが画面の迫真性が上げてます。

「勉強部屋」のシニカルな不条理劇、「空気の娘」のアクロバティックな自由度の高いコマ割りも愉快です。
表題のノスタルジーとSFの融合も沁みます。時間の分節や活劇感が楽しいです。

「映画は外界を作り手の内面をとおしてのぞく」、「マンガは作品から作者の内面をのぞく」の記述が興味深かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-04-05 16:28:41] [修正:2020-04-05 16:29:16] [このレビューのURL]

世間体や社会的評価、自分を虚飾している人物が外面や偽りを捨てるのが共通している。自己評価が社会や他者基準だったのが、自分の基準に変遷していくのがグッときました。

「おやゆびひめ」なんかはSNS上の自己顕示欲の肥大っていう現代的なテーマを描いてます。

「レバニラ」もセックスと自尊心を絡めていて良かったです。男性器と女性器の違いは澁澤龍彦も言ってました。

「つなぐ夜」は光と影の演出や心象風景とかが特段よく出来てます。これは突出してコマ割り、行間など技巧的になってます。自己を受け入れるラストも印象強いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-04-04 19:14:31] [修正:2020-04-05 16:14:24] [このレビューのURL]

ミリタリーと女子高生の黄金比率。狂った女子高生たちの痛快殺し屋もの。
どんどん殺し合いが加速していって混沌の中に投げ込まれます。

大仰なコマ割りも楽しいし、レイアウトも凝ってるし、ガンアクションは気合入ってました。男がすぐ死ぬのは爽快でした。

人物が多い割にはバックボーンにはあまり触れず、ファクトや行動心理が把握しづらいです。
復讐が投げっぱなしになってるエピソードがあったのも残念です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-13 21:30:10] [修正:2020-04-04 18:11:09] [このレビューのURL]

短編と四コマが入っている短編集ですが、作者は四コマの方が映えます。

作者の独特の発想は斬新なアイデアの一発勝負なので、短編形式では人物の心情変化が抜けていたり、話の間の繋がりに違和感があります。ブツ切りで整合性や一貫性が欠如してしまっているのが惜しいです。
オマージュやメタ的手法は使わずにオリジナルの発想のみでギャグとして成立してるのは凄いです。

「筆おろし望先生」は特に笑いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-11-20 20:37:08] [修正:2020-04-04 18:01:26] [このレビューのURL]

グルメ漫画は色々ありますが、少し切り口が違います。

食い意地が張っているヒロインのステルス食いを主人公が観察するという話で、
「となりの関くん」に似ています。

毎回ヒロインのステルス食いもネタが在庫切れせずに、安定して笑えます。

コメディ調ですが、2人の関係性も気になるところです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-07-18 15:46:45] [修正:2020-04-04 14:45:00] [このレビューのURL]

<<前の10件
123456