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7点 鉄風
6巻時点での評価です
女子総合格闘技を題材とした王道+αのスポーツ漫画
キャラ(主に主人公)の歪みっぷりが凄く良い味出してます
とりあえずもう主人公を筆頭に性格や作中での行動原理が極端に歪んでるキャラが多いです
主人公に関しては真逆にストレートに歪んでるとでも表現すればいいのか、清清しいぐらいに・・・
キャラの根底の考えが歪んでるので、リアリティーさは感じ無いし
そこに共感を覚えるような事はあまり無いんですが
根底の考えの部分を除けば物事に対して合理的で人間らしい考え方をしていたり
近い人間に対してチラッと良心を見せたりする事もあったりとメリハリの付いたキャラなので
共感は出来ないけどなんとなく理解は出来るって感じのキャラなんですよね
悪魔的というのかなんとも魅力のある刺激的なキャラに上手く仕上がってるなって思いました。
そして王道なストーリー展開とテンポの良さ
単純にストーリー展開だけを追ったら
上を目指して勝ち上がっていく系の王道スポーツ漫画の展開
ただ上に挙げたようにキャラクター像が特殊でして
そこが王道のストーリー展開に他作品には無いような+αの面白さを加えています
話のテンポも良いし
徐々にキャラの背景を明かしていったりと興味をそそられるような話を盛り込みつつ進めていて
ストーリーの描き方も上手です
とりあえずは現時点での評価という事で7点に
今後の展開やラスト次第で評価を上下させるつもりです
終着点をどうするのかはまだまだ不透明な感じなので気になる所です
作中の事象の最終的な結末もそうですが、特に主人公の内面的な部分が最終的にどうなるのか・・・
貫いた上で描くのか、変化させた上で終着点を描くのかもまだいまいち読めない状態ですし、本当に続きが気になります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-03-16 00:16:40] [修正:2015-03-16 00:16:40] [このレビューのURL]
6点 星屑ニーナ
なんとも独特な雰囲気のある作品でした
シュールな感じがありながらも、ほのぼのして心温まるような部分があったり哀愁漂う切なさもあったりと・・・
少し個性的な作風や作画というのもあって決して万人受けするような作品とは思えませんが
人によっては隠れた良作になり得る作品では無いかと思います
話は結構ブッ飛んでいますし、自分も手放しで面白いと他人に勧めれるかと言われたら躊躇してしまいますが
個人的には心にゆっくりと響いて来るような感覚があってとても良かったです
・作画やデザイン〇 癖が強いですがストーリーと相まって独特な雰囲気出してます
・キャラクター全般 描き方、掘り下げ方、キャラ同士の絡み、台詞や言い回し
これがこの作品で一番の肝になる部分だなと思います
この作品に対する好き嫌いもたぶんこの部分で分かれる気がします
単純に良いキャラだったとか可愛いとかシュールとかそう言った表面的な部分だけでは無く
言い回し方や表現、キャラ同士の絡みに深みがあって非常に良いです
含んだような台詞や抽象的に描いてくる部分も多いので
読み取るのが苦手な方やストレートな表現を好む方だとちょっとダメかもしれません
ただそういった部分が苦手でなければ
人間味に溢れるキャラクター像や展開がジンワリと伝わってくるような心に響く良さを味わえると思います
感覚に寄った部分なので明確に説明するのもちょっと難しいです
悪い点を挙げるなら
・ストーリーの超展開っぷり
たぶんこの作品を良いと感じた人にとってはそんなに重要な部分では無いと思いますが・・・
各展開での結末だけを見たらそこまで不満は無いと思いますし
ただ無理矢理な展開やぶっ飛んだ部分も多いんで細かい所気にしだすと正直突っ込み所は満載です(笑
この辺のストーリーをもう少し綺麗に繋げて纏めれたらより良い作品になったんじゃないかなとは思いました。
感覚に寄った曖昧な評価になってしまいましたが
本当この作品の良し悪しに関しては感覚次第な気しますね
不満と言う程の部分は有りませんでしたが
終盤に向けて作品全体通してもう少し上手く繋げて統括される物があったらなーとは思いましたので控えめに6点で
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-06-21 06:07:00] [修正:2015-06-21 06:07:00] [このレビューのURL]
5点 東京喰種
・作画○ 作画は綺麗でキャラデザも取っ付きやすい感じ、個人的には非常に良いと思います
・初期設定、そこから生み出されるシリアスな作風
ありがちな設定ではあるけれど、人間VSグール(心は人間なのに人とは扱われ無い者)の構図を
人間側、グール側の両方の面から描き、対比しながら話を進める点が良いです
シリアスな作風を貫いてる点(一部のネタっぽいキャラはまぁご愛嬌で)
そんなに濃くは無いけどグール側の葛藤を描いているのも個人的には○
ただバトル重視の作品になりつつあってその辺が段々と薄くなってしまっているかな・・・
・話のテンポの良さ
主人公の成長や内面部分の変化を急ぎすぎた感はありますが、話のテンポは良いです。
以下悪い点で
・話の裏にある謎の部分や伏線に魅力が薄い点
主人公が道を切り開いて行くようなストーリーの表部分は面白い
ただ話の裏にある多くの謎が
描き方的にもあまり挽きつけられずそこまで気にならないです
謎の部分が前置きや伏線があってもあまりに不透明すぎる状態から一気に明かしてくる感じが強くて
謎が明かされるまでの期待感や、明かされた後の意外さ、と言った面での面白さが足りない感じでした
・キャラ背景の描き方、掘り下げ方
主人公、トーカ、有馬らへんに関してはそうでも無いんですが
他キャラの背景に関しては上で書いた点と似てて、先出しor後出しで纏めて過去や経緯を描いてくるキャラが多く
話の流れに沿っての掘り下げが薄い分この点でも少し物足りない感じがあります
人とグールの関係が最終的にどう変化するのかも見所の設定ですので、もう少しキャラに濃さが欲しいかも
個人的には十分楽しめましたが
のめり込んで何度も読み返したくなる程の面白さは感じませんでしたのでこの評価で
続編であるREで上手くこの作品を生かしてくるようでしたらまたこちらの作品も再評価したいと思います
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-06-21 06:16:06] [修正:2015-06-21 06:16:06] [このレビューのURL]
1点 僕等がいた
自分には面白さや良さを感じられず全く合いませんでした
凄く中途半端な作品に感じます。
これと言った良かった点は無いです
・メインキャラクター全般
まずメインである矢野君のキャラクターに全く好感が持てないし共感も出来ない
悪い面での精神的な若さ、幼さばかりが目立っているし
本当発言や行動が酷くて友人でもお断りしたくなるようなロクデなしすぎです
オラオラ系が好きな女性だったら好感が持てるんでしょうか?
このせいでそれを好きになるヒロインの気持ちに理解や共感も生まれず、応援する気も全く起きません
唯一の良心と言えるのが竹内君ですが
この竹内君に関しては心広いとか通り越すぐらいに良い人過ぎて逆に違和感覚えるぐらいで
これはこれでどうなんだろって思ってしまいました
しかもあからさまに報われないキャラとして描かれてるのが丸分かり
山本さんに関してはもう立ち位置や描き方からしてモヤモヤやイラ立ちばかりを生み出すキャラでしたし・・・
途中で掘り下げとか終盤では巻き返しが入ったりもありましたが
序盤からしてもう全体的にキャラクターが酷かったものだから既に完全に手遅れだと感じました。
・中途半端なリアリティーとドラマ、そのバランスの悪さ
元カノ死んでたり、家族問題あったり、恋愛関連ではご都合的な演出や、時が経ってもまだ想ってたりとか
リアリティーさの薄いドラマチックやロマンチックな展開や行動を多く盛り込んで来てるんですよね
かと思えば山本と寝ただのって言うような微妙なリアリティーさのある
ドロドロ系の話やシモ関連を盛り込んできたりもしたりするし
その辺のバランスの取り方が凄く中途半端で
作風や描き方という面も含めて作品として何がしたいの良く分かりませんでした
自分の中では読んでる途中からコレは無いわって心の中で呟くぐらいで
読み終わった後には時間の無駄だったと思える程の作品でしたが
画は後半にかけて上手にはなってるし
キャラの思考を除いたらストーリー面では一応後から理由付けとかもされてて大きな矛盾なんかも無く描かれてるんで
その部分を考慮して評価は1点加えておきます
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-06-21 06:01:19] [修正:2015-06-21 06:07:49] [このレビューのURL]