「cezaimar」さんのページ
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おすすめ度合いとしてレビュー点数をつけますが、
それとは別に以下の要素で3点満点の配点をしてみようと思います。
キャラクタ:
登場するキャラクタに魅力があるか
基本的には高いほど良いと思います
ストーリー:
ストーリーや設定の練り具合、意外性など
これは高いほど良いというものではありません
例えばドラゴンボールやガルパンは★1つですが、非常に楽しいおすすめ作品です
演出・展開:
ストーリー展開や、演技、アクションの見せ方の旨さ
画力・構成:
基本的な絵の巧さ、良さ、コマ割りのうまさなど
エンタメ性:
所謂サービスカットがあるとか、ギャグ要素といった俗な評価です。
なくても退屈しない漫画もありますが、あり過ぎると糖分過多で気持ち悪くなります。

8点 メイドインアビス
キャラクタ:★★☆
ストーリー:★★★
演出・展開:★★★
画力・構成:★★★
エンタメ性:★☆☆
底の見えない大穴「アビス」には、不思議な力を持つ遺産が多く眠っており、それゆえに多くの探屈家が集まるところである。
主人公のリコと、ロボットなのに記憶喪失のレグ、そして世のケモナーを目覚めさせてしまった猫耳ナナチの3人が最奥にいるかもしれないリコの母を目指して冒険をするお話です。
まず絵が、画用紙の上に太めのペンで手書きしたような温かい絵柄で、これだけでも紙の本を買う価値があります。
もともとイラストレータで、コナミでゲームの仕事をしたあと退職してメイドインアビスの仕掛け絵本を書こうとしたところから本作が生まれたようです。
ところがロリキャラと温かい絵柄に反して、ストーリーはかなり狡猾でエグい。
アビスは深く潜れば潜るほど強い敵が現れるのですが、それ以上に帰るときにかかる上昇負荷という設定がストーリーのキーとなっており、4層では全身の穴という穴から出血、6層では人間性の喪失、7層以下で確実な死が訪れます。
(この辺のグロさもきっちりグロく書かれてる)
またこの上昇不可は狂人をも生み出しており、それが他の冒険物とは違ったストーリーの練られ方になり続きが気になります。
現在単行本は6巻まで出ており、終盤?の6層まで来ていますが、新たなキャラ、謎、伏線回収の予感があり全く勢いが衰えません。
なおエンタメ性を★1としたのは、所々入るペドっぽさが好きではないからです。
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[投稿:2017-08-21 00:35:38] [修正:2017-08-21 00:49:41] [このレビューのURL]