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総レビュー数: 1レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年12月22日

この作品の最大の長所は、登場人物のキャラが「立っている」ところ。主人公の三橋・伊藤はもちろん、彼らを取り巻くサブキャラたちも強烈な存在感を備えている。
一連のストーリーやギャグは、そこから自然に発生してきているので、読んでいて違和感がないのである。特に、脂が乗っていた10〜25巻頃のギャグは、他の追随を許さない。

また、作品全体に下品さがなく、女性の登場人物が粗略に扱われていないことも好感が持てる。「不良漫画」ではあるが、その意味では非常に「健全な」作品である。
残念な点としては、30巻台ではややマンネリ化してしまったことだろうか。しかし、シリーズ全体の印象を損なうほどではない。

未読の方には、ぜひ一読を薦めたい作品である。

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[投稿:2006-12-22 23:19:20] [修正:2006-12-22 23:19:20] [このレビューのURL]

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