「チャド」さんのページ

久しぶりに泣いた。
正直しばらくは「何がおもしろいのだろう?」と思ってしまう程だったが、読むにつれて人物を知るにつれて・・・。いや、正直内容はそんなでも無い。
後半、幸江の学生時代から一気に悲惨になる。つっこみたくなる程、救いの無い話になる。
だが妊娠してからの、ある種哲学的であり美しくさえあるラスト。最初から読んでこそ泣ける。嬉しいとか悲しいじゃなく泣ける。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-11 23:17:27] [修正:2008-02-11 23:17:27]