「三蔵」さんのページ

中学の時、初めて読んで震えました。
「カイジシリーズ」の最高傑作だと思います。

まずギャンブル漫画として
ゲームの設定が面白いです。
あれだけ好みの分かれる絵でありながら、
あれほど物語に没頭できるのは、描く福本氏のすごさ。
最終的には「この絵じゃなきゃ駄目」ってなります。

しかし、真骨頂はゲーム中に対峙するプレイヤーとの心理戦です。
心理戦において、相手側の人間社会に対する無慈悲な発言が強く影響を受けました。
自我同一性が確立されていない時期(中学生くらい)に読むと、
かなり影響を受けて振り回されます。振り回されました。

当時母親に
「世の中の大人はろくな奴いない」とか言ったら
めっちゃ怒られました。

反省してます。

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[投稿:2010-02-07 01:00:48] [修正:2010-02-07 01:00:48]

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