「あんず」さんのページ

このマンガは非常にバランスの良い作品だと思う。
シリアスなシーンとギャグシーンの使い分けが、個人的にはすごく良かった。

何よりも出てくる魔物の子が基本小さい子(一部を除いて)ばかりで、泣きながら戦うシーンや、大好きな自分達のパートナーを助けるために勇気をふりしぼって戦いに挑む姿には、涙無しでは見られなかった。

悲しみの余韻に浸った後は、再びほんわかしたギャグ風味の何ともガッシュ達らしい笑いを見せてくれて。
でも、そうやっておちゃらけながらも芯はしっかりしているところを見せてくれて、シーンの切り替え具合が読んでいてストレスを感じなくてスムーズでした。

ただ、さっきまで戦っていた相手がいとも簡単に今度は仲間になってくれる…というパターンは、さすが少年漫画と言ったところかな。
あと最後のクリア編はちょっとダレた…かな。
ゼオン編で終わり…でも十分良かった気がする。

でも全体的に面白かったし、今でも読み返したりするので点数は高めにしました。

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[投稿:2010-05-19 02:52:49] [修正:2010-05-19 02:52:49]