「ねこ」さんのページ

今でも夢中で読み返せる漫画です。

全ての場面が素晴らしいですが、途中からどんどん晃を信じられなくなっていく翠の描き方は特に素晴らしいです。

晃は何も悪くなかったし、翠ちゃんも何も悪くなかったし、まきちゃんももちろん悪くなかったけど、どうしようもなかったというのがすごく自然に描かれています。

恋、学生生活、友情、家庭問題、将来がどれもしっかり描かれいる素晴らしい作品です。
今の若手少女漫画家に、矢沢あいがこの漫画を描いたのと同じ年ごろに、このような漫画が描ける漫画家が、果たしているのかなと思います。




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[投稿:2011-12-30 00:29:04] [修正:2011-12-30 00:29:04]

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