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富沢ひとし

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よみとみざわひとし

誕生年不明

性別

デビュー前は板垣恵介のアシスタントをしていたこともあり、初期の作品『肥前屋十兵衛』ではどちらかというと少年漫画らしい絵柄だった。『エイリアン9』以降、アニメ風に目を大きくデフォルメしたキャラクターを描くようになるが、これは落描きをしている時にたまたま可愛い女の子が描けたので、この絵で漫画を描いてみた、ということらしい。

ヒット作となった『エイリアン9』は、斬新な漫画表現、緻密に練りこまれた独創的な世界観、生命の再生と合成といったモチーフなどが注目され、評論家の間でも話題が集中した。

主に少年少女を主人公にしたSF作品を描いており、上記のようにキャラクターは可愛らしく描かれているが、ストーリー自体は概ね非常にシリアスである。また平行宇宙などのSF的な概念が用いられるため、作品世界はやや難解なことが多い。

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