モリのアサガオのレビュー
7点 chunya0816さん
おそらく、このサイトをアホな顔をして眺めている皆さんには
ほど遠いテーマである【死刑制度】
もちろん私もアホな顔して一生、死刑とは縁がないと思っているし
収容所にいわゆる、牢屋にブチ込まれるなんて人生は送らないつもりだ。
しかし、実際。
死刑を待つ囚人は同じ日本にいるわけだし、
その死刑囚には彼らなりの人生がある。
【罪】と向きあう死刑囚がいて、逆に【罪】から目を逸らす死刑囚もいる。
正義とは何だろうか?罪とは何だろうか?
死とはなんだろうか?
重い、でもそれが“生”だ。
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[投稿:2012-04-26 01:21:56] [修正:2012-04-26 01:22:56] [このレビューのURL]
6点 DEIMOSさん
やはり、評価は「6点」。
かなり話が練りこまれていて、「よく出来ている」。
十分な取材と勉強をもとにした、緻密なストーリー構成は素晴しい。伏線の回収も確実で、絵も堅実。
だが、その安定感ゆえに面白味がないというのもまた事実。
日本の漫画文化がここまで栄えたのは、「キャラクター」の確立というものに大きく依存していることを考えれば、この漫画のキャラクターは「薄すぎる」。
また、後半のBLを受容した演出には好感が持てなかった。
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[投稿:2008-03-21 02:26:54] [修正:2008-03-21 02:26:54] [このレビューのURL]
6点 ヨノナカさん
新人刑務官が死刑囚たちと向き合っていくうちに、死刑制度について考え始める話。社会派。
内容は面白くないわけでもなく、死刑という人の手に負えない制度について悩む主人公には共感できるところが多々あり、読んでいると自らも死刑制度について考えることができます。
社会的なマンガが好きな人にはお勧めできます。
ただ、やはり「考える」マンガなので、「面白い!」「感動した!」という類の本ではないです。「う〜む・・・」とうなりながら読みましょう。
ストーリーとしては5点ぐらいなのですが、社会的意義ということで1点プラスの6点です。
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[投稿:2006-12-09 14:14:49] [修正:2006-12-09 14:14:49] [このレビューのURL]
6点 a6a6さん
死刑を題材にしているだけあってかなり重い話。
でもそれで軽い話なら読んでもどうとも思わないし、すぐに読むのをやめてたかもしれないのでこの漫画は題材に対する期待を裏切らせなかった。
絵は人を選ぶっていうか気持ちが悪い絵なので、嫌な人は嫌なはず。
死刑は戦争や天災などとは違い現実味がないんだけど、
この作品からは死刑の重さが凄い伝わってくる。
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[投稿:2006-11-17 18:40:18] [修正:2006-11-17 18:40:18] [このレビューのURL]