「chunya0816」さんのページ
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ネットカフェ店員ゆえ、読んだら記録する。
レビューはお客様に読んでみたいと思ってくださるような文章を心がけたいと思います。
4点 クローズ
何も考えずに、ダーッと読めるのがヤンキー漫画である。
本作もバシっとそのヤンキー漫画の概念に当てはまる。
内容なんて、求めるのが小門違い。
この作品から得るものはない。
しかし、それでいいのだ。それがいいのだ。
仲間がボコられて、ボコり返す。
あるのは本能と友情。
ジェットコースターになんで乗るの?と聞かれて返答に困るようなもん。
その時々を楽しむ、そんな作品。
作者のROCK推しは少々クドイが、ま、乗ってみてくだせえ。
あー楽しかった!って思えてこそ、漫画だ。
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[投稿:2012-05-24 18:25:33] [修正:2012-05-24 18:25:33] [このレビューのURL]
6点 新のぞき屋
人間は誰もが「闇」を持っている。その闇は深く、薄暗い。
本作はその闇を見つめ続ける、青年の話だ。
結局やっていることは探偵なワケだが、作者の山本英夫がなぜ「のぞき屋」というタイトルを打ったのか?
読むにあたって「のぞき」というのが重要なワードとなるのでご留意頂きたい。
それにしても、1993年連載と今から20年近く昔の作品。にも関わらず出てくる盗聴グッズは今見ても恐ろしい。
現在はどれほど進化しているのだろうか?
知らない間に、我々も「のぞき」をされているかも知れない。
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[投稿:2012-05-24 11:02:03] [修正:2012-05-24 11:02:03] [このレビューのURL]
8点 かぶく者
【歌舞伎】はスポーツだ。いや、それ以上。
演者と演者の魂のぶつかり合い。まるでそれは殴り合いを見てるよう。
そう、歌舞伎は格闘技なのだ。
ソレを軍鶏でおなじみのたなか亜希夫が書くってんだから
面白くない訳がない!
現代の歌舞伎役者と照らしあわせるとさらに面白い。
古典文学って、私たちが知らないディープな世界。
何百年も続いてる世界だからこそ、闇があって光がある。
非常に面白い作品だったのに、途中で終わったことから
もしかしたら歌舞伎協会から圧力が掛かったのかな?
という妄想も膨らませつつ、レビューを終わらせて頂く候!
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[投稿:2012-04-26 01:39:33] [修正:2012-04-26 01:39:33] [このレビューのURL]
7点 星守る犬
はい、せこい。
犬とくたびれたオッサンなんてテーマ、泣くに決まっとるでしょうが!
それになんだ、この表紙おおおおおお泣くわ!
ともかく、泣かせにくる作品です。油断したらポロリです。
涙ですよ。涙が。
犬の感情を言葉にするのは、禁止にして欲しい。
もうそれはね
泣くよ。
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[投稿:2012-04-26 01:27:00] [修正:2012-04-26 01:27:00] [このレビューのURL]
7点 モリのアサガオ
おそらく、このサイトをアホな顔をして眺めている皆さんには
ほど遠いテーマである【死刑制度】
もちろん私もアホな顔して一生、死刑とは縁がないと思っているし
収容所にいわゆる、牢屋にブチ込まれるなんて人生は送らないつもりだ。
しかし、実際。
死刑を待つ囚人は同じ日本にいるわけだし、
その死刑囚には彼らなりの人生がある。
【罪】と向きあう死刑囚がいて、逆に【罪】から目を逸らす死刑囚もいる。
正義とは何だろうか?罪とは何だろうか?
死とはなんだろうか?
重い、でもそれが“生”だ。
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[投稿:2012-04-26 01:21:56] [修正:2012-04-26 01:22:56] [このレビューのURL]
キャプテン翼ブームから各紙で散々やり尽くされたサッカー漫画。
週刊少年ジャンプで新連載の題材がサッカーであった時、それはもう【死亡フラグ】だとも言われる昨今。
まだあった。スポットライトを当てる余地が。
選手ではなく【裏方】である。サポートする側の人間。
例えば、監督。コーチ。
例えばフロント。
例えばサポーター。
それぞれの想いが一つになって、やっとチームが完成する。
その時、ジャイアントキリングが起こる。
ところで世間では、実際に有能な若いサッカー監督が増えている。
中堅チームのポルトを世界一にした【勝つ】サッカーをするモウリーニョ。
FCバルセロナ一筋、哲学者グアルディオラ。
上記したモウリーニョの再来と言われるアンドレビラスボアス。
低迷したユヴェントスを連続無敗記録で優勝に導こうとしているコンテ。
様々な監督が選手よりも注目されるという現象。
それは【監督】というポジションがいかに難しいか、いかにリスクを負うポジションかを物語っている。
しかし、本作を手に取って思い出して欲しい。
【勝利】をするためには様々なサポートがあってこそ。
戦術論が素晴らしいのはもちろんだが、チームのマネジメントも監督が必要とする要素である。
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[投稿:2012-04-24 15:13:01] [修正:2012-04-26 01:14:14] [このレビューのURL]
8点 世紀末リーダー伝たけし!
いいか!ソレは置いとけ!
いいからソレの件は置いとこうぜ!
まずは純粋に世紀末リーダー伝たけし!という作品を楽しむ。
それが漫画ってものじゃないか。
本作はギャグとバトルのバランスが非常に良い。
笑いの基本は緊張と緩和であって、たけしこそ緊張と緩和のとれた作品はそうない。
笑いの種類も高等なギャグではなく、幼稚。
それでいて計算されたギャグ。
しまぶーこそ、生き方含め最高のギャグマンガー!
異論ありません!
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[投稿:2012-04-26 01:12:03] [修正:2012-04-26 01:12:03] [このレビューのURL]
8点 死刑執行中脱獄進行中
荒木飛呂彦氏がなぜ短編集をあまり書かないか。
理由として、湧いたアイデアを短編に使うのがもったいないだからだそうだ。
アイデアを使うなら、愛すべきキャラクターがいる長編(ジョジョ)へ
とのこと。
じゃあこの短編集は、長編から漏れた使えないアイデアってこと?
はぁ?!アホ!正座しとけ!
とは言いません。が、それに近い事を言うでしょう。
何故なら、その漏れたアイデア一つ一つが素晴らしいからである。
一度、本作を手に取って欲しい。
そして噛み締め、荒木氏のアイデアに驚いて欲しい。
死者の魂の行方は?デッドマンズQは至高の作品。
なんとジョジョ本編でも大人気のあのキャラクターが出てきます。
はい!正座やめッ!
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[投稿:2012-04-26 01:02:28] [修正:2012-04-26 01:02:28] [このレビューのURL]
6点 最強伝説黒沢
大人ってダサイ。
そのダサイ大人の中でもナンバー1にダサイ黒沢。
そのダサさがなんと一周する。むしろカッコいいのだ。
素直で、でも馬鹿で、仲間思いで、孤独を嫌う。
痛いよ。痛いオッサン。でもその痛さを強さに変えるオッサン。
本作を例えるなら、大人のもがき方指南書。
もがくことはダサイけどかっこいい。
でも黒沢みたいな生き方は遠慮しとく…
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[投稿:2012-04-26 00:51:55] [修正:2012-04-26 00:51:55] [このレビューのURL]
9点 岳
クライマーに“山登りの魅力”を尋ねても
言葉では表現出来ない。山に実際、行けば分かる
とアホな顔で決まってこう言う。このヒゲ!!説明しろヒゲ!!
仕方ない。じゃあ、そこまで言うなら知る為に山に行こうかぶらり…
とか無理です。
お金かかるし、そもそも漫画レビューとか書いちゃう人間だぜ?
うーむ、山に行かずして山を知る術はないものか?
よし、この漫画レビューサイトで山岳漫画を調べて山読もう。
という事で読みはじめた本作。
…なるほど。山登りの魅力は
なるほど。これは言葉にできないわ。ごめんなヒゲ達。
ともかく、マウンテンブーツ買おう。
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[投稿:2012-04-26 00:46:43] [修正:2012-04-26 00:46:43] [このレビューのURL]