「chunya0816」さんのページ

総レビュー数: 38レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年04月26日

全く知らない人からすると《ガンダム》という作品に対するイメージは、マニアックやオタク向け、という人が多いと感じる。
私は世間のその歪曲したイメージを非常に歯がゆく思う。

まずは《ガンダム》という作品に対して、先入観を取り払い一考して欲しいのだ。



ガンダムは放映から30年たった今でも超絶な人気を誇る。

いつまで経っても、最前線のコンテンツであり続けること。頂点に君臨し続けること。
これがいかに難しいか。


答えはこの作品に全て詰まっている。


正義とは何か?
愛とは何か?
生きるとは何か?
復讐の意味とは何か?


ただのロボット漫画ではない。
それ以上にガンダムは《人間ドラマ》なのだ。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-05-06 03:20:06] [修正:2011-05-06 03:22:06] [このレビューのURL]

はい、せこい。

犬とくたびれたオッサンなんてテーマ、泣くに決まっとるでしょうが!
それになんだ、この表紙おおおおおお泣くわ!

ともかく、泣かせにくる作品です。油断したらポロリです。
涙ですよ。涙が。

犬の感情を言葉にするのは、禁止にして欲しい。
もうそれはね


泣くよ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-04-26 01:27:00] [修正:2012-04-26 01:27:00] [このレビューのURL]

大人ってダサイ。

そのダサイ大人の中でもナンバー1にダサイ黒沢。

そのダサさがなんと一周する。むしろカッコいいのだ。
素直で、でも馬鹿で、仲間思いで、孤独を嫌う。

痛いよ。痛いオッサン。でもその痛さを強さに変えるオッサン。

本作を例えるなら、大人のもがき方指南書。
もがくことはダサイけどかっこいい。

でも黒沢みたいな生き方は遠慮しとく…

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-04-26 00:51:55] [修正:2012-04-26 00:51:55] [このレビューのURL]

ああ、分かってる。
確かに絵柄と幼稚な下ネタは問題ありかも知れない。

だがしかし、


いいから。


何も言わず、飲み込むことをオススメする。


そこにはかつてない程の熱い戦いがある。

嗚咽するほどの感動と涙がある。

世界一ブサイクだけど世界一根性がある奇跡の白馬と
世界一男気があるネズミと
世界一優しい騎手と
世界一速く強い黒馬の物語。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-10-01 04:46:41] [修正:2011-10-01 04:46:41] [このレビューのURL]

私はこのゆでたまごという男が好きだ。

行き当たりばったりの設定。
読者が考えたキャラクターをアレンジもせず、そのままの鮮度で紙面に出す。
原理も真理も分からない必殺技の数々。


いい意味でも悪い意味でも読者を裏切る。

一番この作品にピッタリな言葉は《なんでもあり》。格好よく言うと《自由》で《壮大》。


マンガは娯楽。バカでいいじゃないか。
矛盾したっていいじゃないか。


笑ったもん勝ちだろ?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-30 22:12:17] [修正:2011-04-30 22:12:17] [このレビューのURL]

私はこの作品を藤田和日郎《ワクチン》と位置付けている。

藤田和日郎という作者は、《エゴイスト》だ。
読者にガツンと言いたい事をストレートに訴える。
そのエゴが読者には響いたり、時には息苦しい時もある。

もちろんファンである私としても名作と謳われる“うしおととら”“からくりサーカス”を勧めたい。

しかし両作とも長編であるため、前述したエゴを受け入れる抗体が必要なのである。

そこで当作品スプリンガルド。
本作は短編であり、まるで1本の映画を見ているような感覚に陥る。

そこにはもちろん藤田節があるが、短くテンポもいいので息苦しく感じる間もなく読み終わる。


藤田ウイルスを受け入れる体が完成するのだ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-26 17:18:01] [修正:2011-04-26 17:18:01] [このレビューのURL]

何も考えずに、ダーッと読めるのがヤンキー漫画である。

本作もバシっとそのヤンキー漫画の概念に当てはまる。
内容なんて、求めるのが小門違い。
この作品から得るものはない。

しかし、それでいいのだ。それがいいのだ。

仲間がボコられて、ボコり返す。
あるのは本能と友情。

ジェットコースターになんで乗るの?と聞かれて返答に困るようなもん。
その時々を楽しむ、そんな作品。

作者のROCK推しは少々クドイが、ま、乗ってみてくだせえ。

あー楽しかった!って思えてこそ、漫画だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-24 18:25:33] [修正:2012-05-24 18:25:33] [このレビューのURL]

人間は誰もが「闇」を持っている。その闇は深く、薄暗い。

本作はその闇を見つめ続ける、青年の話だ。
結局やっていることは探偵なワケだが、作者の山本英夫がなぜ「のぞき屋」というタイトルを打ったのか?
読むにあたって「のぞき」というのが重要なワードとなるのでご留意頂きたい。

それにしても、1993年連載と今から20年近く昔の作品。にも関わらず出てくる盗聴グッズは今見ても恐ろしい。
現在はどれほど進化しているのだろうか?

知らない間に、我々も「のぞき」をされているかも知れない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-24 11:02:03] [修正:2012-05-24 11:02:03] [このレビューのURL]

【歌舞伎】はスポーツだ。いや、それ以上。

演者と演者の魂のぶつかり合い。まるでそれは殴り合いを見てるよう。

そう、歌舞伎は格闘技なのだ。
ソレを軍鶏でおなじみのたなか亜希夫が書くってんだから
面白くない訳がない!

現代の歌舞伎役者と照らしあわせるとさらに面白い。

古典文学って、私たちが知らないディープな世界。
何百年も続いてる世界だからこそ、闇があって光がある。

非常に面白い作品だったのに、途中で終わったことから

もしかしたら歌舞伎協会から圧力が掛かったのかな?

という妄想も膨らませつつ、レビューを終わらせて頂く候!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-26 01:39:33] [修正:2012-04-26 01:39:33] [このレビューのURL]

おそらく、このサイトをアホな顔をして眺めている皆さんには
ほど遠いテーマである【死刑制度】

もちろん私もアホな顔して一生、死刑とは縁がないと思っているし
収容所にいわゆる、牢屋にブチ込まれるなんて人生は送らないつもりだ。

しかし、実際。
死刑を待つ囚人は同じ日本にいるわけだし、
その死刑囚には彼らなりの人生がある。
【罪】と向きあう死刑囚がいて、逆に【罪】から目を逸らす死刑囚もいる。

正義とは何だろうか?罪とは何だろうか?
死とはなんだろうか?

重い、でもそれが“生”だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-26 01:21:56] [修正:2012-04-26 01:22:56] [このレビューのURL]

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