「chunya0816」さんのページ
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ネットカフェ店員ゆえ、読んだら記録する。
レビューはお客様に読んでみたいと思ってくださるような文章を心がけたいと思います。
全く知らない人からすると《ガンダム》という作品に対するイメージは、マニアックやオタク向け、という人が多いと感じる。
私は世間のその歪曲したイメージを非常に歯がゆく思う。
まずは《ガンダム》という作品に対して、先入観を取り払い一考して欲しいのだ。
ガンダムは放映から30年たった今でも超絶な人気を誇る。
いつまで経っても、最前線のコンテンツであり続けること。頂点に君臨し続けること。
これがいかに難しいか。
答えはこの作品に全て詰まっている。
正義とは何か?
愛とは何か?
生きるとは何か?
復讐の意味とは何か?
ただのロボット漫画ではない。
それ以上にガンダムは《人間ドラマ》なのだ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-05-06 03:20:06] [修正:2011-05-06 03:22:06] [このレビューのURL]
7点 星守る犬
はい、せこい。
犬とくたびれたオッサンなんてテーマ、泣くに決まっとるでしょうが!
それになんだ、この表紙おおおおおお泣くわ!
ともかく、泣かせにくる作品です。油断したらポロリです。
涙ですよ。涙が。
犬の感情を言葉にするのは、禁止にして欲しい。
もうそれはね
泣くよ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-04-26 01:27:00] [修正:2012-04-26 01:27:00] [このレビューのURL]
6点 最強伝説黒沢
大人ってダサイ。
そのダサイ大人の中でもナンバー1にダサイ黒沢。
そのダサさがなんと一周する。むしろカッコいいのだ。
素直で、でも馬鹿で、仲間思いで、孤独を嫌う。
痛いよ。痛いオッサン。でもその痛さを強さに変えるオッサン。
本作を例えるなら、大人のもがき方指南書。
もがくことはダサイけどかっこいい。
でも黒沢みたいな生き方は遠慮しとく…
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-04-26 00:51:55] [修正:2012-04-26 00:51:55] [このレビューのURL]
8点 みどりのマキバオー
ああ、分かってる。
確かに絵柄と幼稚な下ネタは問題ありかも知れない。
だがしかし、
いいから。
何も言わず、飲み込むことをオススメする。
そこにはかつてない程の熱い戦いがある。
嗚咽するほどの感動と涙がある。
世界一ブサイクだけど世界一根性がある奇跡の白馬と
世界一男気があるネズミと
世界一優しい騎手と
世界一速く強い黒馬の物語。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-10-01 04:46:41] [修正:2011-10-01 04:46:41] [このレビューのURL]
6点 キン肉マン
私はこのゆでたまごという男が好きだ。
行き当たりばったりの設定。
読者が考えたキャラクターをアレンジもせず、そのままの鮮度で紙面に出す。
原理も真理も分からない必殺技の数々。
いい意味でも悪い意味でも読者を裏切る。
一番この作品にピッタリな言葉は《なんでもあり》。格好よく言うと《自由》で《壮大》。
マンガは娯楽。バカでいいじゃないか。
矛盾したっていいじゃないか。
笑ったもん勝ちだろ?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-04-30 22:12:17] [修正:2011-04-30 22:12:17] [このレビューのURL]
7点 黒博物館 スプリンガルド
私はこの作品を藤田和日郎《ワクチン》と位置付けている。
藤田和日郎という作者は、《エゴイスト》だ。
読者にガツンと言いたい事をストレートに訴える。
そのエゴが読者には響いたり、時には息苦しい時もある。
もちろんファンである私としても名作と謳われる“うしおととら”“からくりサーカス”を勧めたい。
しかし両作とも長編であるため、前述したエゴを受け入れる抗体が必要なのである。
そこで当作品スプリンガルド。
本作は短編であり、まるで1本の映画を見ているような感覚に陥る。
そこにはもちろん藤田節があるが、短くテンポもいいので息苦しく感じる間もなく読み終わる。
藤田ウイルスを受け入れる体が完成するのだ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-04-26 17:18:01] [修正:2011-04-26 17:18:01] [このレビューのURL]
4点 クローズ
何も考えずに、ダーッと読めるのがヤンキー漫画である。
本作もバシっとそのヤンキー漫画の概念に当てはまる。
内容なんて、求めるのが小門違い。
この作品から得るものはない。
しかし、それでいいのだ。それがいいのだ。
仲間がボコられて、ボコり返す。
あるのは本能と友情。
ジェットコースターになんで乗るの?と聞かれて返答に困るようなもん。
その時々を楽しむ、そんな作品。
作者のROCK推しは少々クドイが、ま、乗ってみてくだせえ。
あー楽しかった!って思えてこそ、漫画だ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-05-24 18:25:33] [修正:2012-05-24 18:25:33] [このレビューのURL]
6点 新のぞき屋
人間は誰もが「闇」を持っている。その闇は深く、薄暗い。
本作はその闇を見つめ続ける、青年の話だ。
結局やっていることは探偵なワケだが、作者の山本英夫がなぜ「のぞき屋」というタイトルを打ったのか?
読むにあたって「のぞき」というのが重要なワードとなるのでご留意頂きたい。
それにしても、1993年連載と今から20年近く昔の作品。にも関わらず出てくる盗聴グッズは今見ても恐ろしい。
現在はどれほど進化しているのだろうか?
知らない間に、我々も「のぞき」をされているかも知れない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-05-24 11:02:03] [修正:2012-05-24 11:02:03] [このレビューのURL]
8点 かぶく者
【歌舞伎】はスポーツだ。いや、それ以上。
演者と演者の魂のぶつかり合い。まるでそれは殴り合いを見てるよう。
そう、歌舞伎は格闘技なのだ。
ソレを軍鶏でおなじみのたなか亜希夫が書くってんだから
面白くない訳がない!
現代の歌舞伎役者と照らしあわせるとさらに面白い。
古典文学って、私たちが知らないディープな世界。
何百年も続いてる世界だからこそ、闇があって光がある。
非常に面白い作品だったのに、途中で終わったことから
もしかしたら歌舞伎協会から圧力が掛かったのかな?
という妄想も膨らませつつ、レビューを終わらせて頂く候!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-04-26 01:39:33] [修正:2012-04-26 01:39:33] [このレビューのURL]
7点 モリのアサガオ
おそらく、このサイトをアホな顔をして眺めている皆さんには
ほど遠いテーマである【死刑制度】
もちろん私もアホな顔して一生、死刑とは縁がないと思っているし
収容所にいわゆる、牢屋にブチ込まれるなんて人生は送らないつもりだ。
しかし、実際。
死刑を待つ囚人は同じ日本にいるわけだし、
その死刑囚には彼らなりの人生がある。
【罪】と向きあう死刑囚がいて、逆に【罪】から目を逸らす死刑囚もいる。
正義とは何だろうか?罪とは何だろうか?
死とはなんだろうか?
重い、でもそれが“生”だ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-04-26 01:21:56] [修正:2012-04-26 01:22:56] [このレビューのURL]