「chunya0816」さんのページ

総レビュー数: 38レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年04月26日

【歌舞伎】はスポーツだ。いや、それ以上。

演者と演者の魂のぶつかり合い。まるでそれは殴り合いを見てるよう。

そう、歌舞伎は格闘技なのだ。
ソレを軍鶏でおなじみのたなか亜希夫が書くってんだから
面白くない訳がない!

現代の歌舞伎役者と照らしあわせるとさらに面白い。

古典文学って、私たちが知らないディープな世界。
何百年も続いてる世界だからこそ、闇があって光がある。

非常に面白い作品だったのに、途中で終わったことから

もしかしたら歌舞伎協会から圧力が掛かったのかな?

という妄想も膨らませつつ、レビューを終わらせて頂く候!

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[投稿:2012-04-26 01:39:33] [修正:2012-04-26 01:39:33] [このレビューのURL]

いいか!ソレは置いとけ!
いいからソレの件は置いとこうぜ!

まずは純粋に世紀末リーダー伝たけし!という作品を楽しむ。
それが漫画ってものじゃないか。

本作はギャグとバトルのバランスが非常に良い。

笑いの基本は緊張と緩和であって、たけしこそ緊張と緩和のとれた作品はそうない。

笑いの種類も高等なギャグではなく、幼稚。
それでいて計算されたギャグ。

しまぶーこそ、生き方含め最高のギャグマンガー!
異論ありません!




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[投稿:2012-04-26 01:12:03] [修正:2012-04-26 01:12:03] [このレビューのURL]

荒木飛呂彦氏がなぜ短編集をあまり書かないか。

理由として、湧いたアイデアを短編に使うのがもったいないだからだそうだ。
アイデアを使うなら、愛すべきキャラクターがいる長編(ジョジョ)へ
とのこと。


じゃあこの短編集は、長編から漏れた使えないアイデアってこと?


はぁ?!アホ!正座しとけ!

とは言いません。が、それに近い事を言うでしょう。
何故なら、その漏れたアイデア一つ一つが素晴らしいからである。

一度、本作を手に取って欲しい。
そして噛み締め、荒木氏のアイデアに驚いて欲しい。

死者の魂の行方は?デッドマンズQは至高の作品。
なんとジョジョ本編でも大人気のあのキャラクターが出てきます。


はい!正座やめッ!

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[投稿:2012-04-26 01:02:28] [修正:2012-04-26 01:02:28] [このレビューのURL]

まずは世界観に度肝を抜かれる。

華やかで楽しい剣と魔法のファンタジーとは程遠い、
限りなくムラサキに近い毒のようなファンタジー。

ただその毒々しさがあるからこそ、作品に散りばめられたユーモアが生きる。

ドロヘドロの世界観が毒だとしたらユーモアが抗体の役割。

なんともバランスがとれ、計算された完璧な作品と言えよう。

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[投稿:2012-04-24 02:23:37] [修正:2012-04-24 02:23:37] [このレビューのURL]

ああ、分かってる。
確かに絵柄と幼稚な下ネタは問題ありかも知れない。

だがしかし、


いいから。


何も言わず、飲み込むことをオススメする。


そこにはかつてない程の熱い戦いがある。

嗚咽するほどの感動と涙がある。

世界一ブサイクだけど世界一根性がある奇跡の白馬と
世界一男気があるネズミと
世界一優しい騎手と
世界一速く強い黒馬の物語。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-10-01 04:46:41] [修正:2011-10-01 04:46:41] [このレビューのURL]

8点 MONSTER

解くことが不可能なパズル。
このモンスターという作品を例えるならば。

様々な人物が交錯する。それぞれの想い。

読み終わった後、猛烈に襲ってくる余韻。
正義とは?悪とは?モンスターってだれ!?

納得したいがために何度も読みなおすが、その度パズルは深みにハマり

またピースはバラバラになるのだ。

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[投稿:2011-10-01 04:03:13] [修正:2011-10-01 04:03:13] [このレビューのURL]

軍鶏で有名なたなか亜希夫作品。

とある探偵事務所に依頼者が現れ、解決していく話。

主人公が松田優作にどことなく似ているが、特に太陽には吠えない。

依頼者ごとに話が終わるので、たんたんと読める数少ない作品である。

その依頼内容も浮気調査や人探しなど地味。
しかしその依頼ごとにドラマがある。


《人間》って、変わった生き物なんだな

としみじみ思う。

そしてそんな感想を持つ自分も一人の《人間》なのである。

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[投稿:2011-04-26 18:07:52] [修正:2011-04-26 18:26:00] [このレビューのURL]

viking、日本語にすると《海賊》である。

日本では某海賊マンガが破竹の勢いで流行しているが、私はあえてこちらの海賊マンガをお勧めしたい。

本作で描かれるヴァイキングという種族。
奪うわ強姦するわ殺すわ裏切るわで本当に最低な奴ら。

しかし彼らはあくまでも《誇り》を重んじる。

その行為全ては己はヴァイキングであるという《誇り》からの所以。
彼らの行動一つひとつに意味があるのだ。

歴史上最も卑劣で、でも最も勇敢で、もっとも男らしい種族。

昨今、草食系男子だとかユニセックスな男子が急増している。
私は是非とも彼らに本作を読んで男らしく生きて欲しいと切に願う。

男ならワンピースよりヴィンランドサガを読め。

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[投稿:2011-04-26 17:50:11] [修正:2011-04-26 17:50:11] [このレビューのURL]