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7.7点(レビュー数:41人)

作者福本伸行

巻数11巻 (完結)

連載誌ビッグコミックオリジナル:2003年~ / 小学館

更新時刻 2012-02-14 18:15:24

あらすじ 世間という檻の中でハムスターよろしく、ひたすら空回りし続ける、44歳独身男性の黒沢の人間哀歌物語。

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最強伝説黒沢のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全41 件

8点 デビルチョコさん

冴えない中年男を見事に描いている。
その主人公が数々の伝説を作っていくストーリーは壮快。
冴えないのは最初だけだった。

ギャグシーンは笑えるし、独特な台詞まわしは健在。
面白かった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-13 10:59:40] [修正:2015-03-15 11:42:31] [このレビューのURL]

7点 paranaさん

本編冒頭の
「感動などないっ!
 オレが求めているのは……オレの鼓動……オレの歓喜。オレの咆哮。
 オレのオレによる、オレだけの……感動だったはずだ…!」
この言葉がグサりと突き刺さった。
福本作品は、突かれると痛い図星をついてくることが多々ある。
このひと言で、もうこのマンガが読む価値あるって理解できた。

さえない中年男性(黒沢)が主人公と、従来の主人公像とは一線を画したマンガであるが
アジフライ1つで読めるストーリーを作ったり福本先生のセンスは凄い。
とにかく黒沢はダサく描かれているが、それが後半のバトル系のストーリー展開で光る。

黒沢が終わった理由が打ち切りという話であるが、
ストーリーがきちんとまとまっており、
新たに始まった続編(新最強伝説黒沢)が蛇足にならないことを祈る。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-05 11:21:15] [修正:2014-04-05 11:21:15] [このレビューのURL]

8点 gundam22vさん

[ネタバレあり]

序盤は中年主人公黒沢の悲哀を描いたあるあるネタギャグ漫画
でたまに滑りながらもまあ面白いくらいでした。
しかし、それ以降対不良のバトル漫画になってからは盛り
あがって来て、テンポ良く一気に読めました。

ただのバトル漫画じゃなく、強さのみならず
弱さを持った主人公(肉体的にも精神的にも。これがバランスが良いです)、随所に繰り出されるギャンブル漫画でも評価される福本節が相まって、独自の
世界観が出せていたと思います。絵柄はかなり癖あれど画力
自体はある方なんじゃないでしょうか。ただ女性の顔の描き方
は下手だなとは思いますが。

終盤はそのメッセージ性に感動すら覚えました。ただ黒沢が
感動的ながら死亡するというのがこれもまた衝撃的かつ綺麗に
終わったと思ったのに、実は生きてましたで最近続編が始まったのは蛇足感が否めないかと。本作だけ読んでいれば知らないで済む事情なので自分の中ではこれで綺麗に終わったと思って
おきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-06 23:14:24] [修正:2014-03-06 23:14:24] [このレビューのURL]

7点 いーらびさん

いちいち出てくる例え話が面白かった。
「そう、まるで〇〇!」
もはやギャグ漫画といって差し支えないほど。

人が一瞬に張り巡らす思考のくだらなさ、
完全に独りよがりなのに本人だけは分かってない救いようのなさ、
そこら辺の描き方が相変わらず上手い。
ゆえの面白さ。

「投網一発!持ってかれた!人望という名の魚群を!!」

あんた以外誰も考えてないよそんな事。

冴えないをぢさんの日々の葛藤が痛々しく切実に描かれているだけに、
対戦相手がただの不良(しかも中学生)という次元の低さに拍子抜けしてしまった。




ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-27 17:45:31] [修正:2013-04-10 10:35:22] [このレビューのURL]

7点 pazzoさん

読み終えた後冷静になってみればおいおいそんな馬鹿な、という展開だらけではある。

でも読んでいるときはあまりそれが気にならなかった。
前半のダメっぷりがあるからこそ後半のカタルシスが心地いい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-03-11 17:12:18] [修正:2013-03-11 17:12:18] [このレビューのURL]

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