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7.7点(レビュー数:41人)

作者福本伸行

巻数11巻 (完結)

連載誌ビッグコミックオリジナル:2003年~ / 小学館

更新時刻 2012-02-14 18:15:24

あらすじ 世間という檻の中でハムスターよろしく、ひたすら空回りし続ける、44歳独身男性の黒沢の人間哀歌物語。

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最強伝説黒沢のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全41 件

6点 chunya0816さん

大人ってダサイ。

そのダサイ大人の中でもナンバー1にダサイ黒沢。

そのダサさがなんと一周する。むしろカッコいいのだ。
素直で、でも馬鹿で、仲間思いで、孤独を嫌う。

痛いよ。痛いオッサン。でもその痛さを強さに変えるオッサン。

本作を例えるなら、大人のもがき方指南書。
もがくことはダサイけどかっこいい。

でも黒沢みたいな生き方は遠慮しとく…

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-04-26 00:51:55] [修正:2012-04-26 00:51:55] [このレビューのURL]

8点 穴子さん

9割笑っていいけど1割は笑えない漫画。その笑えない部分には、
誰しもが思ったことがある心理描写や葛藤が、ストレートに込められている。

10割笑える人は、つまらない漫画だと思う。1割笑えなかった人は、楽しめる漫画です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-05-20 11:26:56] [修正:2009-07-16 19:00:42] [このレビューのURL]

7点 souldriverさん

一人のしがないおっさんの生き様をここまでコミカルにできるのはさすがといったところ。なんでこの人はこんなにダメ人間を描くのが上手いんだろう。
冷静に考えてみたらかなり異常なキャラクターと無茶苦茶な展開ばかりなのに、なぜかこの作者の手にかかると違和感がなくなってしまう。突っ込みどころ満載な内容だが、ふと自分に対して言われているような気分にさせられるリアルさがあり、素直に笑えないことも。

ただ終わり方が…。「え、これで終わり?」という感じでかなり呆気なかった。えてして人生なんてそんなもんだ、と言いたかったのかな?
ギャグ漫画として読む分にはかなりおもしろい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-25 23:36:21] [修正:2007-06-25 23:36:21] [このレビューのURL]

8点 デビルチョコさん

冴えない中年男を見事に描いている。
その主人公が数々の伝説を作っていくストーリーは壮快。
冴えないのは最初だけだった。

ギャグシーンは笑えるし、独特な台詞まわしは健在。
面白かった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-13 10:59:40] [修正:2015-03-15 11:42:31] [このレビューのURL]

7点 paranaさん

本編冒頭の
「感動などないっ!
 オレが求めているのは……オレの鼓動……オレの歓喜。オレの咆哮。
 オレのオレによる、オレだけの……感動だったはずだ…!」
この言葉がグサりと突き刺さった。
福本作品は、突かれると痛い図星をついてくることが多々ある。
このひと言で、もうこのマンガが読む価値あるって理解できた。

さえない中年男性(黒沢)が主人公と、従来の主人公像とは一線を画したマンガであるが
アジフライ1つで読めるストーリーを作ったり福本先生のセンスは凄い。
とにかく黒沢はダサく描かれているが、それが後半のバトル系のストーリー展開で光る。

黒沢が終わった理由が打ち切りという話であるが、
ストーリーがきちんとまとまっており、
新たに始まった続編(新最強伝説黒沢)が蛇足にならないことを祈る。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-05 11:21:15] [修正:2014-04-05 11:21:15] [このレビューのURL]

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