「chunya0816」さんのページ

総レビュー数: 38レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年04月26日

7点 あずみ

ダレが何と言おうが、あずみが好きだ!
女性として!おおおおおおおお!好きだ!


…取り乱してすみません。
読んだ感想はまさにソレです。48巻も追いかけると、この小山ゆうが描くあずみに恋してしまいます。
切ない生い立ち…人として生きたいハズなのに。

ダレよりも優しいあずみを
守ってあげたい…

でもおそらく史上最高の剣士なため、守られるのは俺たちです。そして俺たちは童貞を守るだけなのです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-26 00:34:31] [修正:2012-04-26 00:34:57] [このレビューのURL]

今最も注目しているチャンピオンの連載作品。

チャンピオンお得意の“ヤンキー漫画”であることに間違いはないが、
設定が非常に面白い。舞台がなんと監獄である。

その監獄で仲間を集め、脱獄し裏のボスを倒す!
という何とも明快な目的なため、
ヤンキー漫画特有のダラダラ喧嘩吹っかけられて、
殴り合いというバカなストーリー展開ではない。

全ては“脱獄”というキーワードに繋がるのだ。

出てくるキャラクターも魅力的で、特に主人公のリクは

ザ☆主人公

といったところ。


【プリズンブレイク】の様に頭は使わなくても良いし、
【ショーシャンクの空に】程、同情を誘うわけでもない。

気軽に読める脱獄漫画の金字塔。
本作はそんな作品に大化けするだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 16:05:53] [修正:2012-04-24 16:06:17] [このレビューのURL]

もちろん長い。いわゆるマンネリ化。
早くチャンピオンなれよ一歩!稲垣とかいらねぇ!

とどこからか声が聞こえてきそうな作品である。

ただ一戦一戦切り離して読むと、非常にアツイ戦いがある。
中でも私がオススメする戦いは、15巻の宮田一郎×ジミー戦だ。

ジミーはタイの英雄。現地で戦う宮田は“かませ犬”そのもの。
圧倒的、実力差。

耐久力のない宮田は殴られ倒れの繰り返し。


ー雨が降っているよ

聞こえるはずのない雨の音。
鼓膜までやられ、冷静さを失う満身創痍の宮田。


宮田はこのまま“かませ犬”で終わるのだろうか?
やまない雨はあがるのだろうか?

かませ犬の逆襲、とくとご覧あれ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 15:55:50] [修正:2012-04-24 15:55:50] [このレビューのURL]

ついつい指差し、『ザケル!』とかやってしまいたくなる、
そんな影響力のある作品。

平凡な【日常】の中に、魔界の戦いという【非日常】が突然入ってくる。
その辛く恐ろしい【非日常】なバトルと、ガッシュと清麿の【日常】のバランスが素晴らしく、読んでいて圧迫感がない。

魔界の矛盾点や恵ちゃんがアイドルのクセに私服ダサイとか、色々問題点はあるが
たまに来る泣けるストーリーが涙と一緒に洗い流してくれる。

ただどうしても連載中に、作者の雷句誠氏がサンデー陣営と揉めに揉めて強引に終わらした作品という事件。
そこから広がるウワサ。
(雷句氏はキレやすく、アシのミスにキレ机を殴って右手を骨折したという噂など)

漫画作品というモノは作者の生き様であり、分身である。
個人的ではあるが、そういったゴシップネタがどうしてもあがってしまうと
イマイチ気持ちよく読めないというのも事実ではある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 15:30:23] [修正:2012-04-24 15:30:23] [このレビューのURL]

今日から俺は!!全38巻。

本作はその38巻分をグチャグチャとかき混ぜて、ギュッと濃縮さた様な作品である。

つまり西森節がたった全8巻に詰まっているのだ。
ダレることなく、最後まで突っ走る。

何より裏主人公のケンスケの真理描写が最高に面白い。
唯一の一般人(?)だからこそ、読み手の我々は簡単に彼に感情移入することができ、苦悩の崩壊のバランスが伺える。

ちょっと笑いたいとき、手にとることをオススメする。



晩年ルーキーズのドラマ化が成功しているが、本作もその可能性が大いにあると私は感じる。まぁ原作ファンが多いため、ブーイングもまた多いだろうが…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 11:47:50] [修正:2012-04-24 11:47:50] [このレビューのURL]

今こうしてレビューを書こうと、必死で考えているのだが何も思い浮かばない。

“薄い”作品なのか?
ー違う。450ページ全コマに意味がある。

“難しい”作品なのか?
ーそれも違う。セリフも少ないし、マコトという我々に近い存在のキャラクターがナビゲーションしてくれる。


一言で表すなら『こどもの頃感じた恐怖』。
あの恐怖を、文字にして、絵にしたら、GOGOモンスターになった。

視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚はアテにならない。
どうか第六感で読むことをオススメする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 11:35:21] [修正:2012-04-24 11:35:21] [このレビューのURL]

9点 リアル

私はこの【野宮】という男が大好きだ。

過失運転、高校中退、無職。
世間から見ると野宮は相当カッコ悪い生き方。

しかしどうだ。
彼は不器用だけど、不器用なりに真っ直ぐ。
自分の“道”を探す。進む。

“人”として生きるってすげぇ難しいこと、
知ってるからこそ野宮を応援せざるを得ない。

がんばれ野宮。あとんす野宮。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 11:25:54] [修正:2012-04-24 11:25:54] [このレビューのURL]

間違いなく【泣ける】作品である。

設定上仕方がないのだが、【泣かしてやろう】という魂胆がミエミエ。

しかし柔らかい絵柄と爽快なキャラクターが相まって、ライトな作品に仕上がっている。
ちょっと疲れたときやしんどい時に、一話だけ読むのがちょうどいい。
チョコレートの様に元気が出る作品だ。


それにしても主人公の名前【一路】
めっちゃいいなまえ。当方子供はまだいないが、授かれば考えてみようかしら?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 11:14:25] [修正:2012-04-24 11:15:53] [このレビューのURL]

まずは世界観に度肝を抜かれる。

華やかで楽しい剣と魔法のファンタジーとは程遠い、
限りなくムラサキに近い毒のようなファンタジー。

ただその毒々しさがあるからこそ、作品に散りばめられたユーモアが生きる。

ドロヘドロの世界観が毒だとしたらユーモアが抗体の役割。

なんともバランスがとれ、計算された完璧な作品と言えよう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 02:23:37] [修正:2012-04-24 02:23:37] [このレビューのURL]

ネットでも散々言われてきたコトだが、あえて私も言わせて頂きたい。

この荒木飛呂彦という人間は、人間を超えたまさに吸血鬼である。


本作SBRは途中から連載誌がかわった。

週刊少年ジャンプからウルトラジャンプへとだ。

少年ジャンプが荒木先生を手放した理由として、ジョジョファンが大人になったということに加え、
齢50に差し掛かる同氏が週20ページ、月にして80ページがキツイとのことが挙げられる。
確かにウルトラジャンプは月刊誌で、一話60ページである。
ペース的に一月20ページも減ったのである。

しかしどうだ。荒木飛呂彦はその20ページ分をサボらない。
その余ったパワーをすべて画に注ぎ込む。

どうか単行本をご覧頂きたい。5巻あたりから画力が飛躍的に向上しているのだ。
ベテラン漫画家とは思えない飽くなき探究心。


ところでジョジョのテーマは人間讃歌である。
まさに荒木飛呂彦の生き方こそが、人間讃歌であると私は強く思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-24 02:08:07] [修正:2012-04-24 02:08:07] [このレビューのURL]