俺と悪魔のブルーズのレビュー
4点 ごまあぶらさん
アゴなしゲンじゃねえ!!
演出方法にゲンさんっぽいとこがあって、こっからギャグか!? と疑ってしまいます。
でも、これは違いますね。
もとから写実的な漫画という変な印象の絵を書く人でしたけど、この物語を書くにいたっては大正解ではないでしょうか。
でも、問題は物語の見せ方です。落ち着きが足りないんですかね。
悪い意味ではしゃぎすぎなんです。
セリフ回しガ一番の問題ですかね。
面白いはずなんだけど突破できないんです、個人的に。
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[投稿:2005-07-25 03:54:34] [修正:2005-07-25 03:54:34] [このレビューのURL]
8点 団背広さん
「悪魔に魂を売った男」とすら言われる伝説的ブルースマン、ロバート・ジョンソンの伝記…
と言ってもロバート・ジョンソン、RJについては知らない人が多いだろう。彼についての説明は1巻の巻末で永井隆さんが詳しく解説しているのでここでは省くが、音楽の歴史を語るにおいて絶対に外せない人物であるということは断言しておく。
この漫画は、そのロバート・ジョンソンに詳しくなくても、むしろ音楽に詳しくなくても普通に読める。
なんてったって主人公のRJがギターも弾けないただの音楽好きな農夫として描かれているんだから、下手な知識なんかかえってあるほうが邪魔だ。
絵は写実的でホント上手いし、演出だって冴えまくってる。まだ1巻しか出ていないが確実に傑作になるであろう作品だ。
この奇怪で重厚なドラマ、マジですごいぜ。もし本屋でページの外が青く塗られたこの本を見つけたら、是非手に取って欲しい。
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[投稿:2005-05-04 20:27:44] [修正:2005-05-04 20:27:44] [このレビューのURL]