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6.75点(レビュー数:12人)

作者平本アキラ

巻数5巻 (休載中)

連載誌ヤングマガジンサード:2003年~ / 講談社

更新時刻 2009-12-27 15:38:03

あらすじ 十字路と悪魔と取り引きすれば、すべての願いは叶えられる――「クロスロード伝説」であまりにも有名な”伝説的ブルーズマン”の生涯をモデルに、奇才が渾身で描いた本格ストーリー漫画作品、遂に刊行!'03年の暮れ、月刊アフタヌーン誌に登場するや、各方面で話題を呼び、ブルーズ・ミュージックに無関心の読者までも「あの時代」の空気に巻き込んだ、ブルーズ生誕100年目の注目作。1920年代末、アメリカ南部・ミシシッピ州デルタ地帯。黒人の大半は、白人所有の農園で小作人となるしかなかった時代。ブルーズマンを夢見ながら、ろくにギターも弾けない平凡な農夫・RJを待ち受ける漆黒の運命とは!?(単行本裏表紙より)

備考 当初は月刊アフタヌーンで連載されていたが、徐々に休載が目立ち2008年に連載中断。その後2014年にヤングマガジンサードにて連載再開するも再度休載中になった。

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俺と悪魔のブルーズのレビュー

点数別:
11件~ 12件を表示/全12 件

4点 ごまあぶらさん

アゴなしゲンじゃねえ!!
演出方法にゲンさんっぽいとこがあって、こっからギャグか!? と疑ってしまいます。
でも、これは違いますね。
もとから写実的な漫画という変な印象の絵を書く人でしたけど、この物語を書くにいたっては大正解ではないでしょうか。
でも、問題は物語の見せ方です。落ち着きが足りないんですかね。
悪い意味ではしゃぎすぎなんです。
セリフ回しガ一番の問題ですかね。
面白いはずなんだけど突破できないんです、個人的に。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-25 03:54:34] [修正:2005-07-25 03:54:34] [このレビューのURL]

8点 団背広さん

「悪魔に魂を売った男」とすら言われる伝説的ブルースマン、ロバート・ジョンソンの伝記…
と言ってもロバート・ジョンソン、RJについては知らない人が多いだろう。彼についての説明は1巻の巻末で永井隆さんが詳しく解説しているのでここでは省くが、音楽の歴史を語るにおいて絶対に外せない人物であるということは断言しておく。

この漫画は、そのロバート・ジョンソンに詳しくなくても、むしろ音楽に詳しくなくても普通に読める。
なんてったって主人公のRJがギターも弾けないただの音楽好きな農夫として描かれているんだから、下手な知識なんかかえってあるほうが邪魔だ。
絵は写実的でホント上手いし、演出だって冴えまくってる。まだ1巻しか出ていないが確実に傑作になるであろう作品だ。

この奇怪で重厚なドラマ、マジですごいぜ。もし本屋でページの外が青く塗られたこの本を見つけたら、是非手に取って欲しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-04 20:27:44] [修正:2005-05-04 20:27:44] [このレビューのURL]


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