あらすじ
佐藤大輔著の同名小説『皇国の守護者』が原作。サーベルタイガー・天龍などファンタジー色強い戦争物。が、内容は既得権益を守る為に足を引っ張り合う権力者や決して一枚岩ではない軍隊など、非常に現実的(というか生臭い)でもある。時代設定としては十九世紀ごろ。蒸気機関が発明されてから約二十年が立つ。
【大協約】という人と龍が交わした契約が、世界秩序を為す世界。そこに存在する小国『皇国』と、その皇国に侵攻してきた世界最大の大国『帝国』との戦争が主な内容だが、そこに皇国内での覇権争いや経済問題、政治も絡めて描いてゆく。主人公は帝国との決戦に敗れた皇国が敗走する中、運悪く遅滞戦を命じられた皇国軍人・新城直衛。実験部隊でもある剣牙虎部隊を率い、新城は絶望的な戦線にその身を投じてゆく…。
この漫画のレビュー
6点 doneさん
原作有りということで、これからも良質な展開を期待できるのは良いんですが、その原作が終っていないとか…
そこに大きな不安を感じます。終らない漫画を追いかけるのは辛い
ですから。
漫画自体は架空戦記ものとして非常に良質かと。ファンタジー要素
がうまく絡んできて無理が無いです。
敵の位置を探ったりできる(魔法みたいな方法で)兵士は近代で言う
レーダーみたいなものとして使われたり、ファンタジーでありながらリアリティがあります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-26 15:21:14] [修正:2006-11-26 15:21:14]