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5.25点(レビュー数:4人)

作者藤子・F・不二雄

巻数3巻 (完結)

連載誌こどもの光:1974年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 13:10:25

あらすじ その性格の奇天烈ぶりから「キテレツ」とよばれている発明好きの少年・木手英一。彼は江戸時代にやはり変わり者の発明家だった実の先祖・キテレツ斎の残した「キテレツ大百科」に習い一体のロボットを作る。それがコロ助。キテレツとコロ助のデコボココンビが展開する発明ギャグストーリー。

備考 コロコロ文庫(全2巻 小学館)・藤子不二雄ランド(全4巻 中央公論社)にてそれぞれ復刊。

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この漫画のレビュー

5点 ありゃりゃさん

個人的には、アニメのインパクトが強すぎて、マンガのインパクトが薄い代表格な作品だと思う。
思い出とは凄いもので、キテレツ、コロ助、まさかの勉三さんの声優まで脳内で再生できた。これはホント驚いた。

今考えると、この作品の思い入れは凄かったのだと思う。
なにせ、コロ助の材料が雑誌に載っていたので作ってみたほどだ。
驚くことに、コロ助はほとんどが日用雑貨品が材料で、外見だけは簡単に作れた。
まぁ当たり前の事だが、内臓部品(心)が無いので動かない。それでもって完成品のサイズがいびつで笑えた。
(藤子先生、材料のサイズくらい真剣に考えてほしかったです。コロ助の頭が異常にでかくなりましたよ)

普通な発想で何かを作ろうと思えた時代だっだし、一番思い出補完ができてしまうことも原因だけど、
みんなアホでゆるされた。プライバシーなんて発想が無かったから。
今ほど完璧でない情報化社会で幸せだったと思う。後悔なんて必要なかった。

面白くない藤子作品には、ヘンテコなユーモアがたくさんあった。
21エモンしかり、チンプイしかり、いまいち人気の出ない作品ほど愛してやまない自分がいる。
マンガのおもしろさがそれほど無いけど、それを補うだけの藤子先生の「SF=少し・不思議」はやっぱり凄いよ。
アニメは10点、マンガは5点。

「コロ助」ってなんだ?
と思う人には、ぜひこの作品に触れてほしい。
ドラえもんほど万能ではないが、愛くるしいほどの個性を持った生き物?だから

追記。「カレー」と「チュー」の歌をなんとかしてください。今聞いても変なワクワク感があって、正直困ってます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-12 06:44:50] [修正:2009-09-12 09:10:34]

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