ホーム > 総合 > --- > 藤子・F・不二雄 異色短編集

8.52点(レビュー数:17人)

作者藤子・F・不二雄

巻数6巻 (完結)

連載誌---:0000年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-27 19:14:18

あらすじ 藤子・F・不二雄の、ちょっと変わった味わいの作品を集めた異色短編集。SF的手法と鋭い風刺精神を存分に発揮し、大胆かつ繊細な構成で不可思議世界を描き出す。

第1巻 『ミノタウロスの皿』
第2巻 『やすらぎの館』
第3巻 『ウルトラスーパーデラックスマン』
第4巻 『ノスタル爺』
第5巻 『夢カメラ』
第6巻 『鉄人をひろったよ』

備考 文庫版全4巻。
ゴールデン・コミックスの作者名表記は「藤子不二雄」。

藤子・F・不二雄 異色短編集のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全17 件

10点 やじウマさん

もう至高。オチ知ってるくせに何回読んでもたまんない、しびれるぜ。こんなに後味悪いのに!奥さんが夫を保険にいれた後青酸カリ入れたオニギリ差し入れしたり、超人的な力を持つ幼稚園児が超一方的な正義を振りかざして子供向け番組の悪役を殺すんだぜ!
F先生は職人。同じタイプしか描かないけど「その同じタイプ」を何作品も描いてるおかげで超一流、唯一無二のものになってる。ころころスタイルを変えてた師匠手塚治虫には絶対描けない漫画(F先生にはかわりに情熱だけで描いたできの悪いけど妙に魅力のある作品というものがないんだけども)。
キャラが魅力的じゃないっていう意見ありますけどそんなことはないと思います。こういうSFには仕方ないんだけど物語を展開させることと世界観の説明を優先させるために「キャラが物語からはみ出ないように描かれてる(キャラが勝手に動くというような状態を起こさないようにしてる)」だけであって細かく観ると面白いヤツが多いですよ。「四海鏡」の浮気調査をしにきた社長の部下を逆に誘惑しちゃう娼婦とか「ヒョンヒョロ」のウサギとか「コロリころげた木の根っこ」の作家とか。感情移入とかは絶対できないキャラばかりだけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-09 19:03:02] [修正:2010-08-28 14:26:52] [このレビューのURL]

9点 ITSUKIさん

高評価につられて購入。
読後に残るなんともいえない感じが凄い。
決してハッピーエンドや教訓的なオチで終わらない、ブラックなネタ・風刺の様なネタも多数。

F先生のSF嗜好がとても表れていて、そのアイディアの豊かさに驚かされっぱなしです。
F先生の漫画を最後まで読んだのはこの作品が最初になるのであんまり大したことは書けませんが、扱う題材自体が他の漫画とは一線を画していると感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-29 23:41:31] [修正:2010-07-29 23:41:31] [このレビューのURL]

9点 かずーさん

 
子供の頃読んで感動し、
大人になって読んでも色あせることなく面白いと思える名作。
SF好きにはたまらない作品だと思います。

やはり藤子・F・不二雄氏は偉大であった・・・。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-03 18:53:05] [修正:2010-06-15 10:59:56] [このレビューのURL]

9点 北海流双さん

 私は子供の頃から藤子不二雄さん(当時解散前)の漫画が好きだったんですが、中高生位の時分にこれを読んで強い衝撃を受けました。今、大人になって読み返してもこれが30‐40年前の作品とは思わせない普遍性があります。

 ホロッとするような心暖まる作品もあるのですが、全般的に風刺、皮肉の効いたものが多く、それがあのドラえもん等の少年マンガと同じキチッした端正な画風で描かれているのですから、この短編集を初めて読むとイメージのギャップは大きいかもしれません。(今になって思えばドラえもん等の少年マンガにも端々に黒い片鱗は見えますが・・・)

 作者は「良い意味で」常識にとらわれないフラットな心を持った方なんだな、という感想を強く持てる作品集です。意地悪に言うと、乾いた観察者の視点とも取れるかもしれません。
 しかし、社会の常識やモラルを所与の条件として当たり前の物とせず、客観的に公平な視点で見つめられる力と、それを商業誌に娯楽として、物語の中に落し込める豊富な引き出しがあるからこそ、このような作品を産み出せるのだと思います。

 作品の舞台はありふれた日常の生活から中生代、古代中近東、未来の宇宙空間、パラレルワールドと様々ですが、書きたいテーマに合わせて話の舞台を決めているといった印象で、本人談でSFを(S)少し(F)不思議と表現しているように、SFには何も大がかりな設定や壮大なテーマは必ずしも必要無く、一捻りの想像力が重要なんだと教えて下さる教科書のような一品です。

 と、ベタ褒めしておりますが、この異色短編集は作品の選択が個人的にはちょっと微妙なので、単行本の評価としては1点減点しておきます。同じ小学館ならPerfect版か、若しくは中央公論社のSF全短編(絶版?)がお勧めです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-04 23:34:50] [修正:2010-05-05 13:43:47] [このレビューのURL]

7点 ゴッドさん

なかなかおもしろいですが、ここまで点数が高いとは思えない

ただ気楽にやろうぜはぞっとしました。

ドラえもんは好きだし、古典ジョークが好きな人は、

かってみてはどうでしょうか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-15 19:20:47] [修正:2010-04-15 19:24:18] [このレビューのURL]

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