ホーム > 不明 > 短編集 > 藤子・F・不二雄 異色短編集

7.93点(レビュー数:32人)

作者藤子・F・不二雄

巻数6巻 (完結)

連載誌短編集:1989年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-27 19:14:18

あらすじ 藤子・F・不二雄の、ちょっと変わった味わいの作品を集めた異色短編集。SF的手法と鋭い風刺精神を存分に発揮し、大胆かつ繊細な構成で不可思議世界を描き出す。第1巻 『ミノタウロスの皿』第2巻 『やすらぎの館』第3巻 『ウルトラスーパーデラックスマン』第4巻 『ノスタル爺』第5巻 『夢カメラ』第6巻 『鉄人をひろったよ』

備考 藤子・F・不二雄大全集に『SF・異色短編』全4巻で収録

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藤子・F・不二雄 異色短編集のレビュー

点数別:
21件~ 25件を表示/全32 件

7点 ゴッドさん

なかなかおもしろいですが、ここまで点数が高いとは思えない

ただ気楽にやろうぜはぞっとしました。

ドラえもんは好きだし、古典ジョークが好きな人は、

かってみてはどうでしょうか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-15 19:20:47] [修正:2010-04-15 19:24:18] [このレビューのURL]

9点 なけなけさん

様々な「すこしふしぎ」な設定で物語が進行していく短編作品。

頭の中が凝り固まったときに読むと、頭の神経が解きほぐされる感覚を覚える。普段のものの考え方とは違った視点を提供してくれる。

食欲はおおっぴりにしてもよいが、性欲は恥ずべきことである
人は人を殺してはいけない

これらの自明の理(とされている)について、作者はこれらの価値観とは全く逆の架空世界を描き、この常識に対して疑問符を投げかけている(『気楽に殺ろうよ』)。話に出てくる医者の言い分も説得的だ。

「常識は常識、当たり前だ」、と思い、そこで思考停止しても生きてはいけるが、それでは人生つまらない。世間の常識に囚われず、新たな視点を手に入れるための頭の体操の場を与えてくれる作品―噛めば噛む程味が出てくるスルメ的作品―だと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-13 02:36:18] [修正:2010-01-13 02:36:18] [このレビューのURL]

5点 居酒屋さん

私は藤子・F・不二雄が好きではないことがわかった
まぁドラえもんも嫌いですし

購入して楽しみにしていたが、読むのを途中でやめてしまう程度だった
SFのアイデアは凄いと思いますが、1つ1つ軽く感じてしまいつまらない というか読んでいて気持ちとして盛り上がることがない
短編だから必要ないと思う人もいるかもしれませんが、出てくる登場人物に魅力がないのが決定的にきつかった

ただ「定年退食」は珠玉の一話だと思う 素晴らしい

でも古典として欲しかった本だったので買ったことは後悔してません

藤子F不二雄SF短編perfect版が欲しい

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-02 10:29:21] [修正:2009-12-12 17:21:55] [このレビューのURL]

8点 unsosinoさん

「な、その子やめちゃってよ、新しいの こさえようか。」

奇想天外なストーリーと、胸に「ぞわぞわ感」を残すブラックユーモアが入り乱れる傑作短編集。

これを小中学生のときに読んでいたらと思うとぞっとするなあ。
ラストシーンが衝撃の「自分会議」、倫理観をひっくり返す「気楽に殺ろうよ」がオススメです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-14 01:19:07] [修正:2009-11-14 01:19:07] [このレビューのURL]

10点 ネスさん

「ドラえもん」より断然こっちです。

読んだら評価するでしょうし、
問題は読む機会を得るか得ないか、
そういう次元だと思います。

別に新井英樹や日本橋ヨヲコを同じテンションで人には薦めないですよ。

「少し不思議」で「SF」というだけあって、
これ程読みやすくて面白い短編は未だかつて見た事無いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-02 00:37:46] [修正:2009-11-02 00:37:46] [このレビューのURL]

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