ホーム > 不明 > 短編集 > 藤子・F・不二雄 異色短編集

7.93点(レビュー数:32人)

作者藤子・F・不二雄

巻数6巻 (完結)

連載誌短編集:1989年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-27 19:14:18

あらすじ 藤子・F・不二雄の、ちょっと変わった味わいの作品を集めた異色短編集。SF的手法と鋭い風刺精神を存分に発揮し、大胆かつ繊細な構成で不可思議世界を描き出す。第1巻 『ミノタウロスの皿』第2巻 『やすらぎの館』第3巻 『ウルトラスーパーデラックスマン』第4巻 『ノスタル爺』第5巻 『夢カメラ』第6巻 『鉄人をひろったよ』

備考 藤子・F・不二雄大全集に『SF・異色短編』全4巻で収録

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藤子・F・不二雄 異色短編集のレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全32 件

10点 nowさん

藤子・F・不二雄はドラえもんやパーマンだけじゃないと教えてくれる作品。これが描けるからドラえもんが描けたんだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-18 18:29:49] [修正:2009-10-18 18:29:49] [このレビューのURL]

7点 Sealさん

F先生の短編では他の作品ではあまり見せないブラックな面が前面に押し出されていて楽しい。
30年近く前にこのレベルの発想をしていたというのが凄過ぎます。
ただ私は多分のほぼ全ての短編集を所持していますが、この異色短編集は編集がイマイチかと思います。
自分は他にもっと好きな短編があるので少しきびしめの採点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-02 19:45:26] [修正:2009-09-02 19:45:26] [このレビューのURL]

10点 codyさん

短編ではあるがよくできたストーリーとオチは、さすがF先生という感じです。社会風刺とブラックユーモアに満ちたこの作品はドラえもんしかしらなかったボクに大きな衝撃をもたらしました。
パーマンやドラえもんしか知らないF先生のファンには、是非このブラックなF先生を味わってもらいたいです。
ボクが好きな話は、流血鬼・ミノタウロスの皿・イヤなイヤなイヤな奴・ある日・・・です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-01 18:10:03] [修正:2009-09-01 18:10:03] [このレビューのURL]

10点 白い犬さん

[ネタバレあり]

藤子・F・不二雄といえばドラえもんとかの方が有名だが
私は藤子Fの描くSF(少しフシギ)ワールドの方が好きだ。
特に「流血鬼」は衝撃だった。
世界中が吸血鬼のウィルスによって感染し、「人間」の方が
少数派になった世界での少年の戦い、その結末は心に
響いた。読み終わった数日間は心がもやもやした。
今思うと何がすごいって、普通の漫画家が連載してコミックス10巻は最低出す設定、世界観を読み切りの一話でやっちゃっていることだ。
他にも数々の濃い作品があって、その内容はハッピーエンドもあればシニカルなオチもあり、藤子Fのもうひとつのひきだしに圧倒される。
漫画家志望の人は短いページで話をまとめる参考になるんじゃないだろうか。
珠玉の短編集です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-12 02:26:50] [修正:2008-03-12 02:26:50] [このレビューのURL]

8点 Dr.Strangeloveさん

子供には優しい夢を見せ
大人には徹底して惨たらしい現実を見せてくる。

藤子の二面性が如実に分かるブラックな短編集。
もはや現代における古典である。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-10-19 14:59:02] [修正:2007-10-19 14:59:02] [このレビューのURL]

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