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6.83点(レビュー数:6人)

作者秋重学

原作金城一紀

巻数3巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:2003年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:37:37

あらすじ 南方(みなかた)らが通う鹿羽(しかばね)中央高校は、自他共に認めるオチコボレ男子高。学校の周りには、お嬢様女子高や、名門進学高らがあり、肩身が狭いったらありゃしない。そんな南方らに、ある日生物教師のドクター・モローが言った。
「君たち、世界を変えたくはないか?」
勉強、スポーツ、その他何も取り柄がなければ、取り柄のある人間の遺伝子を手に入れればいい。そう語るモローの言葉に触発された南方らは、“ザ・ゾンビーズ”を結成した。ゾンビーズの目的は、名門女子高の文化祭に潜入し、優秀な遺伝子を獲得(ナンパ?)すること。この作戦の成功こそが革命の第一歩……そう信じるゾンビーズの戦いは始まったばかり!!

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この漫画のレビュー

6点 やじウマさん

[ネタバレあり]

いや、6点なんてつけてるけど、読んでるときはそれなりに自分の中では盛り上がりがあったから、読み終わった直後は8点つけようかとおもったりしたり。
この作者(作画の方?)は、漫画を作る面で演出(魅せる?引き込む?乗らせる?)がうまいと思う。特に下の人もいってるが終盤の勢いはかなりできてると思う。
とりあえずエンターテイメントとしてはよくできてると思った。

でも、やっぱり気になる点が(二つくらい)あってそれでだいぶマイナスになってる。
まずひとつとしてキャラクターがベタなところ。
なんか主役のゾンビーズは別だけど脇役がみんないままでに一万回は見てきたようなキャラ設定のやつばっかりでてくる、例えば弱い奴には偉そうなのに権力には弱い暴力体育教師とか、ライバルのやたらエリートきどってる大学生とか。
キャラクター一人一人を魅力的に書こうとしてるのは見えても漫画を飾る脇役がこういうキャラばっかな時点で作品の完成度は下げられてしまう。

ふたつめは下でrongaiさんもいってる仲間がいきなり死ぬところ。
物語のしめくくりに感動をつけようとするのは別にいいが、その手段が仲間の死、しかもとんでもなく唐突に不治の病というのはいかがなもんでしょうか。じぶんとしてはそこがものすごく気にいらなかった。別に殺さないでも怪我で入院で襲撃に参加できないとかのほうがまだリアルな気がする。不治の病はファンタジーすぎでしょ。
このふたつでだいぶマイナスになった。作品としてはうまくまとまってるのにそこがホントもったいないって思った。 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-20 12:44:57] [修正:2007-08-20 13:33:47]

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