絶望に効くクスリ ONE ON ONEのレビュー
7点 森エンテスさん
この作品は『ゴー宣』同様、「マンガ」として評価をするのが相応しくない気がします。
(個人的に「エッセイ漫画は別」なので、作者自身の話は漫画として良かったです)
その理由はマンガというのは想像力の発露が形となるものだと思っていますので、対談形式をマンガにするというは、表現方法として「マンガ」を選んでいるだけのかなと。
内容については、好きな作家が興味を持った人と対談してるワケなので、文句のつけようがないです。
泣かされるエピソードも結構あります。
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[投稿:2011-03-01 20:50:15] [修正:2011-03-01 20:50:15] [このレビューのURL]
7点 オカシューさん
珍しい対談マンガ。雑っぽい絵に敬遠しがちになるが充分おもしろい。
なにより作者の芯の通った生き様が感じられ好感触だ。
しかしこの漫画の真の目的である道に迷える若者に一筋の光明を的な部分は決して成功していないと思う。
それはこの漫画自体が悪いというわけではなく表現媒体の問題で。
もう死のうとか生きる目的を見失っているとかの人は普通に漫画なんて読んでないだろう。
あくまで漫画作品として評価できる。
あと漫画で対談やる必要はないかと言えば私はそんなことは無いと思う。対談漫画でしか表現できないモノはあると思うし何より文章と違って読者に手に取って貰いやすい。
全体的にみて良作。ただ密度が濃いので漫喫とかで一気読みはよろしくない。買って読もう。
それに対談相手に井上雄彦とか宮藤官九郎とか出てくるのでそれだけでも買い。
絶望には効かないかもしれないが、ありきたりの漫画に飽きた人には効くと思います。
山田玲司作品を読むとっかかりにいかが。
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[投稿:2010-05-04 23:07:28] [修正:2010-05-04 23:11:27] [このレビューのURL]
6点 yokatopiaさん
企画も素晴らしいし山田の視点もすごいのだが、山田が書いてしまうとみんな、とてつもなく凄い人になってしまうんだよね。
本当は、みんなすばらしい面を持っているのかもしれないけど、偉人と高木ブーさんを同列にしたらだめでしょう。本人も照れているかもしれません。
山田は人のいいところを伝えるよりも、自分の感じたことをもっと素直に表現した方が、絶望に効くクスリになるかもよ。
(偉そうな文面ですみません。先生。)
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[投稿:2008-12-23 01:08:35] [修正:2008-12-23 01:08:35] [このレビューのURL]
4点 ヨノナカさん
人によって評価が分かれてますね。私はというと・・・4点です。よろしくありません。
何がよろしくないって、これ、マンガでやる必要ないじゃないですか。
マンガにするならプロジェクトXみたいにもっとストーリー性があるのにしたほうがよっぽど意義ありますよ。
対談風景を絵にしただけのマンガに点数をあげろと??
もちろん登場人物のそれぞれが苦悩に満ちた人生を辿って今に至っている、そのことを否定する気は毛頭ありません。どの方も人間的にもすばらしいかたばかりだと思います。
ただ、現在「成功」している人が過去を振り返ったところで、現在「絶望」している人たちには決して届きません。平和な日本の反戦メッセージが中東の貧しい人たちに届かないのと同じです。
それなのに「私の成功体験談」を高々と掲げてそれを『絶望に効くクスリ』と銘打つなんてちゃんちゃらおかしい。
次は市販の風邪薬じゃなくて抗生物質ぐらいのクスリを処方してください先生。
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[投稿:2006-06-24 18:40:28] [修正:2006-06-24 18:40:28] [このレビューのURL]
8点 American418さん
対談本というか、「作者とその道の達人たちとのガチのぶつかり合い」
といった感じ。少なくとも、そこらへんのインタビュー漫画とかは
一線を画しているというか、何か違うものがあるというか。
漫画としても読みやすいし、絶望に効くかどうかは分からないけど
色々なジャンルの人たちの話を聞くことができるのは
色々と面白いと思います。
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[投稿:2006-02-10 09:04:01] [修正:2006-04-20 02:17:23] [このレビューのURL]
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