ホーム > 青年漫画 > モーニング > 課長 島耕作

5.83点(レビュー数:12人)

作者弘兼憲史

巻数17巻 (完結)

連載誌モーニング:1983年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:37:47

あらすじ 派閥争いにも屈せず、異動にもめげず、女性関係もほどほどに。窮地に立っても持ち前の熱血魂の辣腕ぶりに上司や部下にも信頼され慕われる。そんな島耕作の波乱に満ちたサラリーマン人生を、鮮明に描いた企業戦士ドラマ。

備考 「部長 島耕作」に続く。

シェア
Check

この漫画のレビュー

7点 メカざわさん

サラリーマン漫画。完全に大人向けで、サラリーマンの上の方を描いた良作品。

一人のサラリーマンのサクセスストーリーとして描かれているが、人生の挫折・苦難などが秀逸な心理描写とともに描かれていて読み手をひきつける。

本作品において本当に評価できるのは、主人公の成功ではなく、作品中に多く描かれている挫折である。実際に中小企業のサラリーマンであった自分からみても、リアリティのある挫折、そして、その際の人間の心理描写についてはじつに恐れ入る。表現力がすばらしい。

気楽に読もうと思っては少し難解な作品ではあるが、じっくりとつきあいたいと思って読むには十分に満足感の得られる作品。完結にいたる道も素直で、「だらだらと続いている」という点がない実に良い作品である。何度も読み返し、その面白さを体言してほしい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-17 21:26:46] [修正:2009-08-17 21:26:46]

課長 島耕作と同じ作者の漫画

弘兼憲史の情報をもっと見る

同年代の漫画

モーニングの情報をもっと見る