ホーム > 青年漫画 > 月刊ガンガンWING > ひぐらしのなく頃に解 目明し編

6.83点(レビュー数:6人)

作者方條ゆとり

原作竜騎士07

巻数4巻 (完結)

連載誌月刊ガンガンWING:2006年~ / スクウェア・エニックス

更新時刻 2009-11-25 06:38:45

あらすじ 前原圭一が、雛見沢村へ転居する1年前の昭和57年。

園崎詩音は、園崎家頭主・お魎(おりょう)の命により、家族から隔離されて全寮制の学園に入れられていたが、園崎組組員・葛西の手助けにより脱走に成功。興宮に潜伏し、双子の姉・魅音と連絡を取り合いながら、潜伏生活を続ける。

ある日、魅音に成りすまして興宮の町へ買い物に出かけた詩音は、2年前の事故により亡くなったダム推進派夫婦の遺児・北条悟史と出会う。(wikipediaより)

備考 『ひぐらしのなく頃に』の第5話目の表題。解答編である「ひぐらしのなく頃に解」としては第1弾となる

シェア
Check

この漫画のレビュー

7点 gundam22vさん

ひぐらし解答編第二弾。ボリュームの増加もあり、
アニメでは表現し切れない細部が描かれているのは共通の
傾向です。

今回は綿流し編への直接の解答(綿流し編
とほとんど同じ設定の平行世界で分岐もないです
。完全に解答編という感じ)、魅音と詩音の掘り下げ
がなされている回ですが、アニメで何故か変更されている
入れ替わりがこっちではちゃんと描かれている
ということがもっとも大きな変更点かと。
これがあるとないとでは全然意味合いが違いますしね。

あと最後のページを見るとショックが大きいです(綿流し編の
オチでも言及はあり、分かってたことですが)。

この両編は単にミステリー仕立てという感じなのですが、ひぐらし
の全編共通の謎として、非常に重要なのはここまで読むと
分かって来るのが巧いです。この綿流し、目明かし両編だけは、
その他の編共通の大害が起こっていないのです。人物周辺は、
悲劇の話なのですが、小害を起こして大害を実は防いでいます。
そういう意味では、実はハッピーエンド寄りなのでは、という
のが話を深くしています。

何故防げたのか、この編と他編との違いは何か、ここを意識
すると、完全な謎解きをする次編以降がますます楽しみ
になります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-25 18:21:37] [修正:2011-02-25 18:21:37]

ひぐらしのなく頃に解 目明し編と同じ作者の漫画

方條ゆとりの情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊ガンガンWINGの情報をもっと見る