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6.07点(レビュー数:13人)

作者山田貴敏

巻数25巻 (連載中)

連載誌ビッグコミックオリジナル:2001年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:27:00

あらすじ 満足な医療設備も整わない孤島・古志木島に一人の天才外科医がやってくる。その名もDr.コトーこと五島健助。彼はその島で数々の難手術に立ち向かい、島民の信頼を得ていくが…命の大切さを再認識させる、奇跡と感動の医療物語。

備考 「週刊ヤングサンデー」で連載開始され、同誌の休刊に伴い「ビッグコミックオリジナル」に移籍した。2003年にフジテレビ系列でテレビドラマ化。

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この漫画のレビュー

6点 polojoさん

[ネタバレあり]

ドラマが大ヒットしましたね。僕は柴咲コウが大好きですが、ちょっと感じが違うんじゃないかなぁと思います。

『ドクターコトー』は漫画でももちろん感動作です。所々に、涙腺が緩くなる話もありました。ただこの作品を読み進めていくうちに、「あぁこの作者、絶対にサディストだ」と思うようになり、2、3周と何度も読むうちにそれは確信に変わりました。

『コトー』に限らず、医療漫画は生死を伴うような話が大半を占め、かつある程度のドラマを加えなければいけません。なので、「突然の不幸」だったり「幸せからの凋落」を描く必要があります。その落差が激しければ激しいほど、読者からの共感や同情は増します。その作者による「徹底的な叩きのめし」が必要なのは、充分よく理解できます。

しかしながらこの『ドクターコトー』は、その叩きのめしが「えっ、そんなところまで!?」と言ってしまいそうなぐらい徹底しています。最後はコトーがなんとかしてくれると思いながらも、目を背けてしまいそうな場面も多々あります。その演出が過剰と言えば過剰です。

まぁそんな風に読んでいるということは、もうコトーの島の人々に大きく感情移入している証拠ですが。

非常に面白いし、おすすめですが、ドラマと同じ感動を求めているのならば注意が必要です。







ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-05-13 19:50:57] [修正:2013-05-13 19:50:57]

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