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5点(レビュー数:5人)

作者紅林直

原作倉科遼

巻数12巻 (完結)

連載誌ビジネスジャンプ:2004年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:39:35

あらすじ 夜の街・六本木…。
野望と欲望が渦巻くこの街で、主人公・藤崎彩はごく普通の大学生活を捨てキャバクラで働くことを決意する。
様々なお客さまたちと出会う中、彩は果たして六本木の頂点に立つ“嬢王”となれるのか!?

(集英社公式HPより引用)

備考 2005年にテレビ東京系列にてテレビドラマ化。

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この漫画のレビュー

5点 shunさん

夜の世界の描き方にリアリティがなく、ヒロインが純真且つ不自然に汚れなさすぎる。
うまく行きすぎている成り上がり感で、ある程度の爽快感はあるが、ふと冷める時がある。
作品としてのテーマが特にないように思え、主人公や彩に魅力がない。
彩が特に大きな努力もなしに、天然の魅力で客を得ていく所は、もう少し捻れなかったものか。
彩がすごく偽善的で、物語に入り込めない。

彩を含み、女の子はみんな可愛く描けていて、画の魅力はある。
画の力で読ませる力はある。

しかし内容は、過去の漫画の一部を切り取り現代版にしたような印象。
女性たちの権力争いに特化したせいで、その他の面白みもそぎ落としてしまった様に感じられ、
しかも彩はそれに固執しているわけではないという滑稽さ。
もっと彩を俗物的に書いたほうが、より魅力的になったと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-12-11 14:06:45] [修正:2014-12-11 14:06:45]

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