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4.5点(レビュー数:2人)

作者あおきてつお

原作香川まさひと

巻数13巻 (完結)

連載誌ビジネスジャンプ:2004年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 00:44:07

あらすじ 小泉八雲に憧れて、島根県松江市に着任した新人弁護士・山崎水穂。初仕事の相手は、67歳で前科17犯、穏やかな笑顔の持ち主・大塚孝輔だった。情状酌量の道を探る水穂だが、頑なに隠された、その本心は見通せない。彼を常習窃盗犯に駆り立てた原因は…!? 熱き情熱を傾ける水穂の挑戦が、今始まる!!

備考 1〜66話までは原作を香川まさひとが担当していた。67話以降はシナリオ協力に春木修を迎えている。2007年に仲間由紀恵主演でテレビドラマ化され、フジテレビジョン系列で放送された。協力:島根県弁護士会。

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島根の弁護士のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

3点 朔太さん

[ネタバレあり]

・島根には27名の弁護士しかいないらしいです。
その過疎地を舞台に選んだところが、最大の特徴なのですが、
事件や背景は島根にほとんど無関係です。

・田舎には不釣り合いな巨乳ミニスカ弁護士が主人公です。
幼い頃、家族の下を去った母親にコンプレックスを持っており、
話の展開とともに次第に事情が明るみになってきます。
その進め方も内容も陳腐です。
最初は偶然?にも行きつけの居酒屋の女将が自分の母親と知ります。
横浜から島根に赴任したその先の一軒の居酒屋です!
さらに母親は自分と同じ弁護士資格を持っていて、
敏腕検事として活躍していた!
その後止む無く家族を捨てることに・・。
こんな空想自分勝手な展開では、評価は低くなります。

・法廷もの、事件ものの展開としても、謎解きはないですし、
意外性も欠如しており、魅力はありません。

・骨格となるヒューマンドラマについては、薄っぺらい
人間模様なので感情移入できる話はほとんどなく、ここが致命的でした。
同じ類の漫画では「家栽の人」がありますが、比べるのも恥ずかしいレベルでした。

以上 褒めるところが少ない作品ですが、一途に頑張る
美人弁護士を応援したい方にはお勧めいたします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-12-21 18:45:37] [修正:2016-12-21 18:45:37] [このレビューのURL]

6点 フクポルさん

<所持歴:無し。誌上にて立ち読み>

中身はそれほど目新しくも無く、オードソックスな作りで
ミステリー・サスペンス性は少なく、人情ドラマが主体です。

特筆点は、やっぱ舞台設定でしょうか。
話の展開でチョロッと(地名や観光地が)登場する作品は過去にもあったけど、
島根県を物語のメイン舞台に設定した作品は中々無いのでは。
失礼ながらローカルな県なので、これだけで何故か新鮮さを感じます。
(自分の田舎が島根県なのでそれも影響してるかも知れません)
逆に言えば、それ以外での魅力というのが(自分にとっては)少ないということ。
それでも絵柄にもそれほど癖がなく読み易い作品だとは思います。


全話読んだ訳ではないので、たまたま読んだ所がそうやっただけかもしれませんが
台詞が標準語主体で出雲弁の台詞が少なかったように思います。
どうせなら出雲弁でしゃべりまくって欲しい気もしますが、
コテコテの出雲弁はマジで理解不能なので読み難いだけかも。
注釈オンパレードってのもどうかと思いますし、地元の今の若い世代って
出雲弁しゃべってるか分からんし。(年配の方はそれはもう凄いですが)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-04 07:26:06] [修正:2010-02-07 20:10:33] [このレビューのURL]


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