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7.33点(レビュー数:3人)

作者ジョージ秋山

巻数112巻 (完結)

連載誌ビッグコミックオリジナル:1973年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:39:37

あらすじ 舞台は幕末。品川宿の問屋場の頭、浮浪雲が人々の悩みを解決しつつ、自由気ままな生活を送っていく。

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この漫画のレビュー

7点 朔太さん

長期連載を誇るレジェンド。
したがって、当然名を遺す名作と言いたいところですが、
ほとんどの話は消化不足の感があります。
人生には大小さまざまな人間関係の問題や息苦しさがあります。
どうにもならない貧しさや障害、すれ違いなど。
どうにもならないなら受け流していこう、肩ひじ張らない自然体で。
というのが全編を通した主人公の姿勢だけが主題です。
解決策はほとんど示されません。

これが人生の教訓になるかどうか、個人の感じ方次第です。
残念ですが、自然体で生きていけるほど世間の風は冷たく
甘くないと考えてしまう自分がいて、
私は羨ましくは思いましたが共感できないタイプの人間でした。

多くの読者に長く支持されたのでしょうが、私のような
消極的賛同者が多かったような気がします。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-02-24 15:33:11] [修正:2018-02-24 15:33:11]

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